外付けHDD用の電源が壊れたので分解してみた

外付けHDDに使われているスイッチング電源が突然切れた。
通電ランプが消灯している。 接触不良や断線の可能性もあるので挿しなおしたり、ケーブルの角度を微妙に動かしてみたが変化無し。 回路に問題が生じている可能性が高くなってきた。
分解してみようかね。^^

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スイッチング電源ですね。 PC関連の機器によく使われています。
PC本体用のものと違いこれは見るからに安物です。(本体用は保護回路などしっかりした作りになっているはず)

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型番は、FLY36-5-12だそうです。 12Vと5Vを供給します。
分解を始めますが、この手のものは通常ネジ止めではありません。
ケースを破壊的に開ける必要がありますが、修理して再利用するには綺麗に明ける必要があります。

ケースを綺麗に開けるには、(まるむしは)アクリルカッターを使用します。
電動のカッターなども方法として要りますが、内部の様子がわからないので手道具が一番安心です。

カッターの使いからは、ケースの接着箇所に合わせてひたすら引くだけで綺麗に開けることができます。
イメージできない人は、過去にも何度か使っている記事があるのでそちらを見てくださいね。

またまたACアダプターの分解です。 今回はスイッチング式のACアダプター PHIHONGというメーカーのACアダ...

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開きました。内部の様子です。

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使用したアクリルカッターです。
開けるコツは、なるべく均一に削っていきます。ある程度削ったら貫通してしまう部分が出来ますがカッターのみで切り離そうと考えずに残りの部分をなるべく薄く削っていきます。
貫通箇所だらけになって削るのが難しくなってきたら、マイナスドライバーを突っ込んで軽くひねります。
するとパッキッ..パッカって感じで開きます。^^

さて本題に戻りましょう。
何が壊れたんでしょうかね。
一番怪しそうなトランジスタの焼死体など探してみますがなさそうです。
次にデブっちょの電解コンデンサーを探します。

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居ましたね^^(ってか丸見えですが…)
判りますか? 頭のてっぺんが膨れているの。
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これは膨れていない正常なコンデンサーです。
真平らでしょ?

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ありゃりゃ、みんな頭が膨れてます。
もしかすると他の回路に問題が有り電解コンデンサーに負荷を掛けているのかもしれませんね。
コンデンサーを交換すればとりあえず復活すると思いますが、疑問に思うところがあるし代用品もあるので今回のこれはジャンク箱行きとします。

もしこの記事を見て修理してみようと思う人は下記を読んでください。

交換部品ですが、
写真の部品は、電解コンデンサーといいます。
同じ電解コンデンサーでもオーディオ用など高品質なものもありますが、安いもので十分です。
電解コンデンサーには極性があります。マイナス側に印がプリントされているので交換時に極性を間違えないでください。
また他の種類のコンデンサーに置き換えは出来ません。必ず電解コンデンサーを使用すること。
耐電圧と静電容量は交換前のものと同じものを選びます。
でも同じものが無かったら近いものでも(多分^^;)OKです。
但し、値は必ず元のものより大きいものを選択すること。(1000μF 16V なら交換部品は、1000μF以上、16V以上ってこと。)
※大きけりゃ何でもいいって意味じゃないですよ。耐電圧は高くてもいいけど、容量はなるべく近いものね。
ぶっちゃけ容量はちょっとぐらいなら小さくても大丈夫です。通常劣化してくると容量は少なくなってくる部品なので。
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同じスペックでもこの様に大きさが違っていたりしますが、これは気にしなくて大丈夫。よくあることです。
但し、交換部品のほうが大きい場合、物理的に取り付けられないことがよくあるので気をつけてね。

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