100均 折り畳み式カッター(ユーティリティナイフ)を買って比較してみた ダイソー300円&アストロプロダクツ1000円

買ってみたのでレビュー


実はアストロプロダクツで衝動買いしたユーティリティナイフを持っているのだが、
まぁまぁ使い勝手が良いのでもう一つと思い、ダイソーの300円商品 折り畳み式カッターを買ってみた。
ちなみにどちらも予備の刃が10枚付いていました。

2つになったので比較してみたいと思う。


アストロ製は1000円ほど、ダイソー製は300円ほどになります。
アストロはオール金属製なので質感は良い感じですがずっしりと重いです。
重いのが嫌いな人にはマイナスポイントですが、少し重い方が安定して使いやすいと感じる人も居ますね。
ダイソー製は少し薄く、黒い部分は樹脂なので軽いです。
実際に見ると一回りほどちょっと小さく感じます。


アストロ:143g、ダイソー:66g
2倍以上の重量差です。


ダイソー製は厚みも薄く、あまりハードな使い方をするのは気が引けます。


まぁ似たような感じですね。^^


使用されているネジですが、ダイソーは+ネジ、
アストロは特殊ネジが使われています。
ちなみにアストロはネジが結構潰れ気味で、結構雑な組み立て作業をしているようです。
ちょっとがっかりですね。


右上のパーツですが、アストロは金属プレートが取り付けられており、親指をのせて力強く押すことができるようになっています。
ダイソーにも同じ部分に何かありますが、これは刃を取り外すレバーです。


じゃアストロの刃を外すレバーはどこかというと、先端付近のここです。


ボディ部分の固定は、アストロはネジ止め、ダイソーはピン止めでした。


開閉機構ですが、アストロは丸いボタンがロックになっており、開閉共にこれを押し込むことで解除されます。
ダイソーは、開く際のロックは無く、閉じる際はこの部分を押し込んでロックを解除する仕組みです。こちらは折り畳みナイフによくある方式ですね。

左利きのまるむしとしては、ダイソー製は利き手に関係のない方式なのでちょっと嬉しいです。
アストロは左手だと人差し指で押さえる事になってしまうのですが、慣れてしまえばさほど苦にはならずこれはこれでも良いのかなという気になってきました。(右利きなら親指で押し込みます)

てことで、価格差が3倍の2品の比較でした。

アストロ製は、高くて重いが、強度は程度期待できそうです。
質感も良く所有欲をある程度満たしてくれそうです。
ダイソー製は、価格が魅力ですね。
チープですが常時携帯するなら軽量なことはプラス要素とも言えます。

まるむしとしては、どちらもおススメで、用途に応じて使い分けようと思っています。^^

<追記:2022.09.26>
その後結構使いこんでみました。
段ボール箱の整形(サイズ変更)のカットに使おうとしたところ、
押し切りするには刃が小さすぎて使い物になりませんでした。
(刃先の形状が...)
コメント欄にもあるように用途を間違えるととても使いづらいです。
あまり力を必要としないところでは、やはりカッターナイフが一番ですね。
逆に思いっきり力を込めて引き切りする場合、カッターナイフは刃が折れてしまうので、こちらの形状が使いやすいです。

それを踏まえて両者の使用感ですが、
アストロー製は今のところ不満無し(丈夫です)、
ダイソー製は使い物になりませんでした。
どうダメだったかというと、まずベルトフックですが樹脂製の本体にねじ止めの為ベルトに挟んだ段階で崩壊しました。
次に力を入れて切ろうとすると本体が軟なのでぐにゃぐにゃしてしまいます。
無理に力を入れると多分折れます。
また刃が対象物に食い込んだので引き抜こうとしたら、本体から刃が抜けてしまいました。(ストッパーの形状に難あり?)

て事で力を籠められる形状のナイフでありながら強度不足という、残念なダイソー製は買ってはダメな品に変更します。

コメント

  1. noise より:

    海外のDIY動画でこのカッターに憧れて、Aliexpressで物色するもそれほど安くなく躊躇してたらダイソーのが出たんで入手しました。
    使ってみての率直な感想としては「刃を畳む時にケガをしそう」です。
    ロックを外す時に刃が来る場所に指を置いちゃうんですよね。
    これなら電工ナイフでいいかなって。
    用途が被らない場所もありますが、オルファ式のカッターがどれほど扱いやすいのか痛感します。

    • まるむし より:

      「刃を畳む時にケガをしそう」強く同感です。^^;
      結構多く採用されている方式ではありますが、優しくない仕様ですよね。
      ナイフは何本も持っていますがいつもビクビクしながら畳みます。

      そういう意味では、アストロのボタン式は格段に安全でした。

      まるむしは、DIYでは主に切り出しナイフとカッターナイフを使っています。
      中間的な多目的ナイフとして肥後守も多用するのですが、雑に扱うと研ぎが必要な事と強い力はかけられないので、丈夫で替え刃のユーティリティナイフの出番もあるんじゃないかなという感じです。

      ちなみに300円の方は、ベルトに挟んでいたところ、1日でクリップがガタガタになりました。増し締めしようとしたらネジが空回り(*´Д`) んんんダイソークオリティー。

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