乾湿両用の掃除機が壊れたので修理してみた National MC-400WD

修理・メンテナンス


まるむし父所有の乾湿両用掃除機 National MC-400WD です。
年齢は40歳を確実に超えています。^^;
この掃除機はホースが太い(うっかりコーヒーの空き缶吸い込んじゃったぐらい)のでちょっとした木っ端は吸い込んでしまうので、雑然とした作業場の掃除にぴったりなのでたまに使っていました。

ところが今回、散らかしまくっている倉庫(DIYの作業場)の掃除をしようと思ったら動かなくなっていました。
このままでは掃除できないので急遽修理をします。


フタが本体になっているのでひっくり返しました。
ネジを解いて分解開始。


取れました。


取れたカバーの内側はこんな感じ。


本体は周囲のスリットに差し込むように収まっているだけの様ですね。
引き抜きます。


抜けました。


ヒューズやコンデンサーがちょろっと入っていますが、基本的にスイッチとモーターだけの様ですね。
ってことは原因はスイッチが一番怪しいかな?


導通チェック....不通です。 スイッチ不良ですね。
ちなみに300円で買ったテスター使ってます。^^(十分使い物になります)


もはやレトロと言ってよい形状ですね。
すぐに交換部品が用意できないという事もあり、分解修理してみます。
この時代の部品は分解できちゃうのが素晴らしいのです。


ピンがカシメられているのでペンチで整形して引き抜きます。


分離できました。
端子の一部が見えますがこれではクリーニングできません。


金属のツメを起こして取ると中がむき出しになりました。


端子取り出せました。


単純な仕組みの掃除機なのでスイッチを押した瞬間火花が出てるんじゃないでしょうかね。
接点部分が黒くなってます。この汚れが接触不良の原因の様です。


接点復活剤でクリーニングしました。
これでダメなら研磨するつもりでしたが綺麗になったのでこれで大丈夫でしょう。


組み立ててピンをまたペンチでカシメておきます。

結果はもちろん成功! 復活です。^^
あと30年ぐらい頑張ってもらおうかな。さーて掃除、掃除。^^

コメント

  1. ojisan より:

    そうなんですよね
    この時代の部品は、好きです
    分解分解って感じでどんどん修理できます
    今みたく、ハイ交換なんて言いません・・・分解です
    何度このタイプの部品に救われたことか
    その時代を思い出しますね。

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