アルミロウ付け 初めてのロウ付け アブ・ロケットの修理です

買ってみたのでレビュー

ロウ付けの材料も一通りそろい、ようやくロウ付けにチャレンジです。
テストとしてアルミ缶の底に穴を開けてロウ付けして見たところ、
結構簡単にロウを溶かす事が出来ました。
ロウ付け箇所も綺麗に広がってとても綺麗でしたが、
バナーの火加減が難しく少し缶も溶けてしまいました。
実際はもっと厚い材を使うので問題ないでしょう。
カットしたアルミのL字材をロウ付けするわけですが、
ロウを擦り付ける時に材がずれない様にプライヤーで挟んで固定しました。
アルミロウ付け2
使ったのはこのロック式のもの。
アルミロウ付け1
早速アルミ缶の時と同じようにバーナーで加熱。
1分以上バーナーで加熱してもなかなかフラックスが溶けません。
やっとフラックスが溶けてもロウが溶けるところまで温度が上がりません。
風防を立ててみてもほとんど効果なし。
もう30分以上格闘しています。
もしかして。。。この程度のプライヤーでも放熱してしまっているのかなぁ?


アルミロウ付け3
ってことでプライヤーは使わずに試しにレンガの上に置いてみました。
アルミロウ付け4
なんてこった!
さっきまでの苦労はなんだったのか?
数十秒でフラックスが溶け始めました!
焦りつつロウ棒を材にこすり付けると....溶けた!
なるほど。こんな感じで溶けるのか! 実際やって見ないとその感覚は分からないですね。
途中でロウがバーナーの炎に当たって溶け落ちた為ぼこぼこになってしまいました。
アルミロウ付け5
再加熱で修正できるか試して見ました。
綺麗になりましたね。ある程度は再加熱で何とかなるようです。
アルミロウ付け6
残りの部分もロウ付けしましたが、
最初が一番綺麗ですね。 (^^;
適当にやるとやっぱり汚くなります。
再加熱で修正しても良かったのですが、まぁ今回は見えない部分に使うので見た目は関係無しなのでこれでOKなのです。
アルミロウ付け7
ハンドルーターでロウ付け箇所の整形と研磨をやって見ました。
どの程度後から修正できるのかの見たかったのですが、
思っていたより面倒でした。 綺麗にロウ付けする事にパワーを使ったほうが良さそうです。
アルミロウ付け8
これが今回の目的のパーツ。
完全に割れていますね。
アルミロウ付け9
そしてこれが新たに作ったパーツです。
両側用に2個つくりました。
アルミロウ付けa
最初は隙間を全てロウ付けするつもりでしたが、
結構面倒なことと、内側の一箇所だけでも十分な強度があることが分かったので省略しました。
見た目は綺麗に出来ませんが、強度が期待できるロウ付けが出来るようになったので、
今度のDIYに活用できそうです。

コメント

  1. アルミのろう付けに興味を持っている爺ですが半田ごてでのろう付けはと言うかはんだ付けを出来るろう材またははんだはご存知ですか。
    1㎜以下のアルミ板に付けたいのです。お分かりになればご指導お願いします。

  2. まるむし より:

    こんにちわ。
    指導など遠く及ばない初心者のまるむしです。
    参考までに私が知る限りの知識では....
    アルミット AM-022
    と言うものがあります。
    接着温度は220℃と低く、フラックスも不要ということでそそられますね。^^
    100W級の半田ごてでとりあえずつけられるようですが難しいそうです。メーカーもバーナーでの作業を進めています。
    マイクロバーナー(まるむしも購入検討中)など用意した方が良いかもしれませんね。
    なおAM-022は板と言うより箔のような程度のものに用いるようなので、母材が1mm程度?なら
    アルミット AM-350
    も検討した方が良いのかもしれませんね。
    但し、こちらは接着温度が350~400℃なので加熱にはバーナーが必須となります。
    ちなみにまるむしはどちらも見たことも使ったこともありません。
    どこで売っているんだろう?状態のものです。^^;
    興味津々なのでもし試したらレポートください^^。
    ※URLにメーカーへのリンクつけておきました。
     参考にご覧ください。

  3. まるむし より:

    まるむしの近所にはありませんが、ネット上なら手に入るようですね。
    http://www2.ocn.ne.jp/~idsystem/nihonalmit2.html
    とか。
    しかし1本530~800円とは…
    なかなかな値段ですね。^^;

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