先日の浴室コーキング打ち直しで残ったコーキング剤でちょっと気になっていることをテストしてみます。
余談ですが、コーキング剤とシーリング剤は同意って事でよいみたいです。
昔は使用するものが異なっていたようですが現在は同種のものを使用するそうです。
<テスト内容>
・古いコーキングの増し打ちは付きが悪い?
残念ながら古いコーキングがないのでテストできません。
・新しいコーキングへの増し打ちも付きが悪いの?
該当するケースとしては、事後に隙間を見つけたので追加で盛りたい。
コーキング作業が1回で終わらず、硬化後のコーキングにつぎ足しで作業しても大丈夫なのか?
って感じかと思います。
これらの場合に、プライマーは必要なのか?という疑問です。
今回はこちらのテストになります。
テストの準備として、コーキング剤を塗布した台紙を用意しました。
前日から用意したので硬化しています。
タイムカードなのは気にしないでください。^^;
両方にコーキングを重ね塗りしました。
マスキングしているのは境目が分かりやすいようにです。
結果発表です!ヾ(≧▽≦)ノ
プライマーの効果はいかほどのものなのか!
こちらプライマーなしです。単純に重ね塗りしたものですね。
まるむしの予想に反して完全に接着していました。
境目のどこを引っ張っても問題なし。完全に密着状態でした。
写真は剥がれているように見えるかもしれませんが千切れる寸前まで伸びているだけです。
というわけで、硬化後のコーキングに上塗りしても全然大丈夫という結果でした。
こちらはプライマーを塗布したものです。
接着はしていましたが無理やり剥がそうとするとご覧のようにある程度剥がすことができました。
これは予想外でした。新品のコーキングならプライマーを塗らないほうが強いって事ですよね。
剥がす際にピチピチと割れる感触があったので、軟質なコーキングの上に硬質なプライマーを塗っているため、引っ張った際の変形にプライマーが耐えられずに割れている感触じゃないかと思われます。壁などの硬質なもの塗っていたならもう少し違う結果になったかもしれませんね。
しかしちょっと気になるのは、古いコーキングに対し増し打ちする時にこのプライマーは役に立つのか?て事です。
おそらくは不純物がたくさん付着した古いコーキングならばプライマーを塗るべきなのでしょうがちょっと心配ですね。
もしかするとプライマーの選定ミスなのかもしれませんがちょっと考えてしまいます。(一一”)
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