充電中ではなく、使用中に異臭と共に煙が出たという事で使用不能なったバッテリーです。
5年ほど前に購入したらしいマキタ18Vの互換バッテリーです。
チープ感漂っていますが重量感はあるので容量的には問題なかったかもしれません。
今日はこれを分解してみます。
特殊ネジが使われていました。
ビット差し替えタイプだと穴に入らないので、長めのドライバーが必要でした。
電池は衝撃保護は一切されていませんでした。
両面テープで張り付けられているだけです。
落とした衝撃で電池から発火とかするかも....
ダメージのあった電池付近です。
ひび割れが醜いですね。落とした衝撃でひびが入ったのかと思いましたが、よく見ると至る所にひびが入っています。
どういう事なんでしょう?
充電池の異常加熱によるダメージにも見えますが....
2並列5直列になってます。
端子、回路側を分離しました。
一部接着されていたのでその部分は強引に行きましたが、
ほぼ無傷で開きました。
かなりシンプルな回路に見えます。
パッと見たところ配線が少ないので 温度管理は出来てなさそうです。
基板は思っていたより綺麗でした。
制御用のICらしきものが付いており刻印ぽいものが見えますが、
フォントが潰れていて読み取れませんでした。^^;
本来セルごとに充電&温度管理すべきなのですが、唯一の温度管理がこのサーモスタットでした。
電池の隙間に差し込まれているだけで、引っ張ると簡単に出てきました。(密着させていない!)
更に作動温度は100℃って
空間温度が100℃って、その時電池はいったい何℃になっているんだ? (´Д`)
保護回路がまともそうなら、死んだセルを交換して蘇生させる事も考えていましたが、こりゃダメだな。^^;
最近はキチンとした保護回路入りの互換バッテリーも売られているようですが、値段だけで適当に選ぶとこんなハズレを引くことになるので、購入時は要注意です。
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