訳あってダイソーでバックライトが明るいデジタル腕時計を買ってみた。
110円のものもあったがバックライトが付いていないのでこちらの330円のものを買ってみた次第だ。
分解ネタでもあるので興味のある方は見ていってください。
実はこちらのプロトレック(ソーラー電池)を愛用中なのだが、いつからかバッテリーもへたり気味で長袖を着る冬はすぐにローパワー状態になる。そうなると時刻表示を死守するためにバックライトは早々に停止されてしまう。
まるむしは眠りが浅い為、夜中に何度も目を覚まし腕時計を見てまた眠るのだ。
そんな訳でバックライトは必須機能なのである。
てなわけで冬季限定腕時計を買ったわけだ。
バックライトは左上からの発光で非常に明るい。明るすぎるぐらいだ。
写真では左上が見辛そうだが肉眼では問題ないレベル。
必要十分で満足していたのだが問題が見つかった。
斜め下から見るとほとんど時刻を読み取ることができない。(TT)
プロトレックは流石である。どこから見てもはっきりと読み取れる。
正面から見えるなら問題ないんじゃない?と思うかもしれないが、
まるむしだけかもしれないが腕時計を真正面から見ることは無いに等しい。
暫くは我慢して使ってみたが、肘を大きく上げないと時刻の確認ができないのだ。
って事で改造してみます。
まずは分解から
電池交換のなどで裏ブタを開けるには、まずバンドを外さなければならないようです。
バンドの根本のピンを抜きます。
但しピンの片方には抜け止め?的な加工がされているので、抜きやすい方向を確かめてからがよさそうです。
取り出しました。
今日はこの表示面に斜めからの視認性アップの改造を施したいと思います。
いつか何かの役に立つかと取っておいたノートパソコンの液晶パネル。
の偏光フィルターです。ペラペラの樹脂板ですね。
雑に扱ったので小傷と汚れが酷いですが代わりが無いのでこれ使います。
両面テープの方が良いと思いますが、面倒なので瞬間接着剤で1箇所固定。
くるくる回らなければよいだけなのでこんな感じです。
さて本体を戻す訳ですが四方のスイッチが邪魔で戻せません。
どうしようかと思案しましたが、
非防水仕様なのですが最低限の防水は施されている感じがします。
耐久性は期待できませんが、全体的にまじめに作られている感じがしますね。
スイッチは外から差し込めば元通り。
電池交換だけならこんな面倒なことはせず、裏ブタ開けるだけで大丈夫ですよ。
パッキンを溝に填めます。
シリコングリスを薄く塗るべきなのですが今回は面倒なので省略。
裏ブタは上下対象ですが、ブザーを兼ねているので上下を間違えないように。
裏ブタ閉めました。
この段階で音が鳴るか確認しておきます。
音が鳴らなければ上下間違っている可能性があるので再チェックです。
ベルトのピンを戻して完成。
最初に言ったようにピンの長さが違うので間違えないように。
斜めから見た様子です。
ばっちりですね!(#^^#) めちゃめちゃよく見えます。
完璧に思える改造ですが一つ副作用がありまして....
真正面からは見えません!(#^^#)
まるむし的には何の問題にもならないんですけどね。
これは今回使用した偏光板の特性によるのだと思います。
もしかしたら正面からも良く見える偏光板があるかもしれませんね。
偏光板は液晶ならどれにでも付いているはずなのでよさそうなものが他に見つかったら交換するかもしれませんが、とりあえずは大成功って事で終わっておきます。^^
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