既に分解中の状態ですが、実はもうずいぶん前に使わなくなった灯油ポンプです。
現在は販売終了になっているはずです。
このポンプはオートストップ機能付きのポンプなのですが、ある日使っていると灯油がゴボゴボと溢れているじゃないですか!
センサーの故障なのでしょうが、危険な燃料を扱うポンプとしてはちょっと困った仕様ですね。
故障した場合は止まるべきです。
他社のポンプはどうなんでしょうね?
故障と思われるセンサーというのは、この部分に入っていて配線がホースの中を通っています。
ホースを本体から抜いたところです。
あろうことか断線していました。
こんなところ断線するってある? ホースの中ですよ。
今となってはかなりの年月を経過していますが、実際故障したのは購入から数年後でした。
もっと古いポンプも同時期から使っていますがいまだに現役で動いているというのに....
こんなほとんど動きがない様な個所で千切れてしまったのか不思議ですよね。
コードを引き出して軽く曲げてみました。
バキバキです。^^;
灯油以外の液体を通したことはありませんでしたが完全に硬化(劣化)していました。
これ絶対にコードの材質選定を誤ってるよね?
承知の上でコストダウンしたのかな?
さて本日は、修理では無くて分解ネタなので本題に戻ります。
以前からこのセンサー部分が気になっていたので今日はここを分解します。
修理しないので心置きなくバキバキ破壊していきます。
センサーらしきものが見えてきました。
透明な樹脂?に封印されたセンサーが出てきました。
フロートなどではなく光学系のセンサーのようですね。
接着はされておらず、先端部から差し込まれていただけのようです。
コードを通して最後にセンサーを奥まで押し込んでパチンと填まればOKってな感じの生産手順ぽいです。
破壊せずとも後ろから棒で突けばセンサーは抜けたみたいです。
液面がセンサー部まで来ると反応するというセンサーですね。
詳細な仕様や仕組みは...知りません。^^;
とりあえずどんなセンサーがどういう状態で収まっているかが判りました。
コメント
海外に発注すると大手でも勝手に設計とは違う材質で納品して利益を上げようとするので怖いです。
なるほど、そういう事なんですかね。
消費者はもちろんですが、販売元も社名を出しているだけにたまったもんじゃないですね。