3Dプリンタ 印刷が遅いのでノズルを太くしてみた 0.4→0.8mm ANYCUBIC MEGA-S

3Dプリンタ

初めて大物をプリントしようと思う。

が!スライスしてみると2日ほどかかるっぽい。(;´Д`)
そんなに待てねぇー てか騒音が2日も鳴り続けるのはちょっと....

って訳で高速化を目的にノズルの交換をしてみます。


0.8mmノズル 2個入りで515円でした。
ノズルの事は詳しくないが、V6互換ていうのがANYCUBIC MEGA-Sに適合するらしいのでそれを信じて注文してみました。


0.8mmのノズルはこんな感じ^^

交換しまーす!


フィラメント固まっていると抜けないので加熱しておきます。


作業しやすいようにヘッドを上の方に移動


レンチは手持ちのコレ使いますが緩んでからはソケットのみでくるくるやりました。
ディープソケットなので大丈夫でしたが、ショートのソケットだと熱くて持てなくなるかも。


番手は...7ですね。


替えました。簡単ですが四角い部分も一緒に回ろうとするのでプライヤーなどで挟みながらやった方が良さそうです。


外したノズルです。
めちゃ汚い^^; トーチで焼くか溶剤に浸ければ綺麗になると思うけど
まぁ詰まっているわけでは無いのでこのままにします。


テスト用に小さな箱を書いてみました。


ちなみに0.4mmノズルでこれを印刷すると27分かかります。


ノズルの変更に伴う設定は、スライサーのCuraで行います。
後々の事を考えてプリンタを複製して0.8mmノズルのプリンタとして登録します。
変更箇所はノズルサイズ 0.4mmから0.8mmに変更(名前も後ろに0.8とつけておきました)


ちなみにレイヤーの高さ(フィラメントを積み上げていく高さ)は、プロパティからは変更できず、ここで変更したものが反映されます。
0.4mmノズルでレイヤーの高さが0.2mmがノーマルなので、
0.8mmノズルでは0.4mmでとりあえず印刷してみます。

ちなみに印刷時間は10分でした。


かなり形が歪ですね。


印刷結果の違いを比較してみます。
左は0.4mmノズルで印刷したもの、右が今回の0.8mmノズルで印刷したものです。
かなり汚いですね。


かなり違いますね。
ゴミの付着は無視してください。部屋が埃っぽいためです。^^;


サイドの歪な部分はノズルが折り返し地点です。
裏面は一部隙間が出来ていました。


レイヤーの高さを0.5mmにしてみます。
印刷時間は8分に短縮されました。(1/3以下に短縮)


仕上がりの見た目は大差ないですね。
綺麗にするにはヘッドの移動速度や加速度の微調整が必要なのかもしれません。


高さの違いを目視でチェック。
写真は載せていませんが0.3mmと0.4mmでは見た目も印刷時間もほとんど差はありませんでした。
0.5mmまで高くすると見た目にも違いが….


0.4mmと0.5mm
確かに0.5mmで積まれていました。


フィラメントの材質、温度などは同じ条件で、ノズル径のみを変えるとこんな感じの仕上がりです。
そのうち綺麗にするための微調整をするかもしれませんが、とりあえず早く印刷する事が目的なので一先ずこのままで使うことにします。

ってことで、ノズルを0.4mmから0.8mmに変更すると印刷時間は1/3程度に短縮できる事が判りました。
これで2日掛かる印刷も一晩で印刷できるようになりますね。
0.8mmでテストして、0.4mmで本番て感じの使い方が出来ればと考えています。^^

コメント

  1. ojisan より:

    あーびっくりしました

    まるむしさんのことだから、0.4mmの穴をドリルでガリガリと0.8mmまで
    でかくしたかと思いました・・・一瞬スゲーって思いましたけどもね
    出来合いでしたね、そうですよねー・・・失礼しました

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