ヤフオク ジャンクの不動品 ハンマードリルを落札して修理してみた Max PK-R263 その5 整流子修理 本気編

修理・メンテナンス


ヤフオクで気の迷いで落札したジャンクのハンマードリルですが、
スイッチの故障ぽいっという事だったのだが、いざ分解してみると整流子(コミュテータ)がクラッシュしていた。


ねじ曲がった端子を無理やり戻して修理。


しかし雑な仕事だったのでまたもやクラッシュ!

ここまでが前回までの話。
て事で今度は本気で修理します。^^

少しでも凹凸があると柔らかいカーボンブラシは引っかかったり、摩耗が早かったりするようですね。
今度は綺麗にしたいと思います。


端子を作るに当たり材料を求めてジャンクを漁ったのですが良いものが見当たらず4mmの銅線を購入しました。
もう一つ候補に挙げたのが銅のリベット(4mm*15mm)です。
置いているホームセンターは少ないようですが、見つけた場合は5本ほど入って200円以下なのでおススメです。
ちょうど長さもいいし値段も高くないのですが、この時必要な長さをメモっていなかったので、確実な銅線にしました。


これを叩いて、3*1mmの角に近づけます。


小さすぎると台無しになるので4mmを買いましたが、3mmを叩いても十分だったみたいです。^^;
この形状で短辺がすでに3mmです。


折角なのでただの平板では無く、接着力アップを期待して突起をつけてみました。
ちなみにここまでの加工は、ハンマーと手ヤスリでやってます。

さて接着の前に、どうやって整流子を綺麗な外周面に研磨するか考えてみました。
手作業ではおそらく無理です。


とりあえずホルダーを3Dプリンターでサックっと作ってみました。
これがまるむしの3Dプリンタの一番の使い道です。


こんな感じですね。(充填量が少なくてこの後作り直しましたけど^^;)
接着作業も捗りそうです。
接着後はこれを何とか回転させて研磨する方向で考えますが、
とりあえず今は端子の接着を進めます。


クラッシュ前に使用したエポキシの残骸など手作業でクリーニングしていましたが限界があったので、マイクロリューター&ダイヤモンドビットでクリーニングしました。
わずかに残った銅線に注意しながらの細かい作業です。
虫歯をクリーニングしている歯科医のような作業ですね。


スリーボンド 高耐熱用エポキシ系接着剤 TB2088E
接着剤は前回と同じです。


端子はまだハンダ付けしていません。
接着剤が付着するのでハンダでコーティングしているだけです。
端子にハンダの線が生えているのは位置調整用のハンドルですね。^^
押さえるだけでは位置が決まらず浮かせる必要があったので付けました。
接着剤はついでという事で全体に塗布しています。
端子間に挟んでいるのは封筒の切れ端の紙です。(単に傍にあったから使いました)


このまま硬化を待ちます。


翌日、半田表面の接着剤を取り除き、ハンダ付けしました。
さていよいよ研磨作業ですね。

どうしたものか.....


色々と試行錯誤しましたがこうなりました。
ジャンクのギアドモーターです。
低速高トルクのモーターですね。もとはベルトコンベア系の機械についていたものです。
ドライブベルトが繋がっていませんが、この後輪ゴムを何本か掛けて完成です。
輪ゴムをO字型から8字型に掛けかえれば反転も可能なのでそこそこ便利ですよ。輪ゴム。
突貫工事で不細工ですが一応性能的には問題無しです。


回転させながらマジックペンをそーっと近づければ凸部分に接触するのでご覧の様に着色されます。
ちなみに全体が黒いですがそれはもともとですね。
一回サンドペーパーで綺麗にしてから作業を始めた方が見易かったですね。
ここを手ヤスリで削っていくわけですね。
結構地味な作業です。^^;

研磨中に気が付いたのですが、回転させてようやく分かる程度ですが全体的な歪みがあるようです。
クラッシュした際に歪んだんでしょうかねぇ。
残念ながら微細な歪みを修正する技術は持っていないので気が付かなかったことにします。


凸部分だけをマーキングするのが難しいぐらいまで均せたら、サンドペーパーを600番、1000番の順に回転している整流子に当てて仕上げます。
結構削りました。




一応ツルツルになりました。
結構傷変形が多いですが大丈夫ですかねぇ?


いよいよですねぇ....組み戻します。


カーボンブラシ、新しく作り直しました。
また収まり具合を見ながら微調整し、今度は手を抜かずエッジも綺麗に丸めて欠けにくくしておきました。


カーボンブラシをセットしたら、手で回してブラシと整流子を馴染ませます。
ここまですりゃー大丈夫だろう。


動作確認。

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動いた!
復活です!!  V(^^

結構手こずりましたが無事修理完了しました。
使用したカーボンブラシにはストップ機能が無いので擦り減った最後はまたクラッシュかと思うとちょっと心配ですが、ひとまず今回で修理完了とします。

最後に修理に使った費用をメモっておきます。
高耐熱エポキシ接着剤 ¥2500
銅線 4mm ¥600
カーボンブラシ 2箱 ¥800
計 ¥3900

結構使っちゃいました。^^;
まぁ銅線と接着剤は大量に残っているので別の用途に使えますから
実際に必要なコストは、おおよそ\500程度なのかな。

コメント

  1. ojisan より:

    おめでとうございます・・・パチパチパチパチ

    しかし、よくやりますなぁ もうビックリです
    根っからこんな作業が好きなんですね
    自分も若い頃は、ここまではやりませんでしたが、わりと好きで
    やってました、ただ細かいものがみづらくなってきたころから
    やらなくなってしまいました
    たまぁにやってみるんですが、まるでダメですね すぐ降参ってなっちゃいます
    まぁ仕方ないです
    これからも、面白いBlogを楽しみにしています

    • まるむし より:

      応援ありがとうございます!

      なんとか使えそうな感触がありましたので、安価なチゼルでも買って連続運用テストしてみます。^^

  2. ざとさん より:

    初めましてこんにちは。

    同様に整流子が1枚剥がれてまして、
    これを治してこそ部品交ではなく、
    レストアだろうと、
    ずぅっと検索してたどりつきました。

    すでにレストア実現されてる方がおられるとは…感服いたしました。

    • まるむし より:

      ありがとうございます!^^

      実はこの話には続きがあって、「その6 本気で修理したがまたぶっ壊れました(TT)」で今のところ完結しています。

      実際にチャレンジされるようですので、もしまだ読んでいないようならぜひ見ておいてください。
      詰めの甘いところが分かり参考になるかと思います。^^;

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