激安 ブラシレスDCモータードライバーを買ってHDDのモーターを回してみた

買ってみたのでレビュー

Amazonで激安のブラシレスDCモータードライバーボードを買ってみた。
入力:5v-12V、3線、4線タイプ対応という仕様で1099円だ。
多分一番安いやつ。

ブラシレスDCモーターというのは、雑な説明をするとDCモーターなのに3~4本の配線が出ているモーターのことだ。
2本のやつはブラシ付きモーターといって+、-の2つを繋ぐと回るやつ。
ブラシと整流子いう可動端子が物理的に接触しているので摩耗で寿命が短かったりします。

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対してブラシレスモーターは、このブラシが無いので摩耗の心配はないんだけど、磁界を変化させるために、配置された数個のコイルに順番に電気を流さないといけないので配線の数が多くなっています。

んな訳でジャンクモーターを生かそうにも高価な制御ボードを買うか、部品コストをかけて自作する必要があったのだが、最近は安価なボードが出ているので買ってみたという訳だ^^

細部見ていきます。


回転速度をコントロールするボリュームと入力電源端子です。
5V-12Vの仕様のはずなのですが、届いたものは7V-12Vでした。^^;


ジャンパ-端子。差し替えることでモーターの回転方向を切り替えることができます。


こちらは出力端子ですね。
COM、W,V,Uとモーターの4線を接続します。


この辺に3線式と4線式の切り替えるジャンパーがあるはずなのですが、
届いたものには付いていませんでした。(TT)
ほんと中華の商品はいい加減な事....
念の為、画像から逆検索してこのボードの仕様を調べると3線式にも対応って事になっているので、ジャンパー不要の進化系って事でいいのかな?


とりあえず動かしてみましょう。
4線のBLDCモーターを用意しました。

WDの古い3.5インチのHDDが自然死していたので、いつものように分解したのだが、モーターが簡単に分離できるタイプだったので回収しておいたものだ。


HDDに使われていたモーターなので電圧はMax12Vと見ていますが、
端子の種類に関しては、見ただけではわかりません。おそらく左右どちらかの端がCOMだろうという事ぐらいです。

<COMの見つけ方>
端子間の抵抗値を計測してどの組み合わせでも同一の抵抗値になる端子がCOMです。
実際にやってみると左端を基準に他の端子との抵抗値を測るとすべて一致しました。


ってことでこのモーターのCOMは左端の端子です。
U,V,Wは推定で適当に繋ぎますが問題ないはずです。


いきなり12V投入!
回りました。^^ 右上に通電ランプらしきLEDが光ってます。
ボリュームを絞っていくとなんかちょっと動きがぎこちない気が...


10V Min 25mA  Max 391mA
電圧を変えて色々動かしてみたところ、
12Vより10Vの方が滑らかに速度をコントロールできたので、
もしかすると10Vのモーターじゃないかなと思います。

まぁそれは置いといて、この手のボードは使ったことが無いので、出力を絞った状態からの立ち上がりのぎこちなさがモーターの問題なのか、ボードの問題なのかまでは、まるむしには判りませんが、
変速、反転のみの単純な制御ですが一応使えるようです。
1000円でBLDCモーターが回せるのはお買い得じゃないでしょうか。
ちなみに2000円ほど出せばもっと多機能で適用範囲の広いタイプも売ってますから興味があれば見てみるといいですよ。

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