こんなジャンク部品を手に入れた。ガイドレールの位置調整部品の様だ。
何に使えるか考えてみたが妙案は出ないので丸ノコ用のスライド台を作ってみます。
ちょうど先日丸ノコを鉄工用のチップソーに交換したので、太い材料もサクサク切れるようにしたいと思っていたところだ。
折角の調整機構なので生かす方向で考えてみる。
最初に重要な部品であるレールの形状を考えてみます。
ジャンク丸ノコ改チップソーです。
手道具なのでしょうがない事なのですが、刃を全力で出すと本体モーター部も下がるので隙間が5mm程度しかありません。ガイドの立ち上がりを5mm以下にする必要があります。
薄くて丈夫な素材が手に入ればよいのですが、そう都合の良いものはありません。
近所のホームセンターごときでは理想的な形状のものが見つからず、
とりあえず25*25*3と5*15*1のアルミを買ってきました。
瞬間接着剤でくっつけました。面が広いので強度は大丈夫でしょう。
これでとりあえず5mmのフェンスが出来ました。
あうぅぅ(;´Д`) 商品シール残したまま張り付けちゃったよぉぉ。
もう剥がせないぞ。。。。。もう開き直るしかないな^^;
アーム装着。結構長いな。ふにゃふにゃしそう。。。。。
使い物にならないようなら切り詰めるか幅調整部品は残念するかな。
さて次にアームを付ける支柱をどうするかですが、
単に支柱を木製のベースに立てると間違いなく強度不足で傾くはずなので、金属プレートでサンドして補強する事にします。
何かのOA機器の補強プレート(ジャンク)です。
これちょん切って使いますね。^^
適当に切ったら、はみ出した!^^;;
でも強度はばっちり。グラつき無し、カッチリ立ってます。
長尺ものカット用の直交フェンスです。
レールの角度もある程度調整できるので、フェンスは固定でも良いのだが、
微調整用にあえてねじ止めにしています。
45°固定フェンス。 まるむしが使うのは45°のみなので角度は固定です。
太い材を両面から切ることを想定しているのでこの形状です。
また角度の微調整と邪魔なときに取り外せるようにネジ止めです。
ちなみにレール長は910mmあるので、ジャンク(PCのボディとか)をカットして綺麗な金属板に整形する際に活躍するかと思います。
特に必要はないのですが、レールをセットする際に高さをきっちり測れるので地味に便利なので残しておこうかな。他に使い道もないし...
幅調整は非常に楽で、幅を合わせてねじを締めるだけです。
これは非常に使いやすい。
マルチと謳っているのは幅と高さが変更できるって意味で、手持ちの電動工具は多分すべて乗っかります。
一番細いのはジグソーですが、切断方法がレシプロなのでまぁ載せることは無いでしょうね。
ルーター乗っけてみました。
ちなみに大ぶりの木工用の丸ノコの場合は調整範囲外になるのですが、その場合は支柱の位置を変更可能にしてあるので大丈夫です。
ほら、はみ出していたはずの金属板が、全体写真では板の上に載ってるでしょ。
現状の調整幅は、63mm~154mmです。
0mm~200mmぐらいまでは対応できそうですが必要ないのでやっていません。
ここまで見ると、おっ!なんか便利そうじゃん!と思ってしまうかもしれませんが、
素人の細工に難点が無い訳がありません。^^;
とりあえず致命的なのはレール厚ですね。
25mmの高さが無駄になっています。
切込み55mmのチップソーだと30mmに減少するのでかなりもったいないです。
次にレールのシナリです。
切込みの深さを犠牲にして25mmのL型を使いましたが、910mmの長さがあると3mm厚でも若干シナリますね。
これらはマルチにしたことによる弊害なので、高さや幅を固定してレールをきっちり固定すればもっと薄い材でも同様の強度が出るんじゃないかと思います。
意地でもマルチにこだわるなら、板幅を広げ、ステンレス1mm板に丸鋸全体を載せてレールの内側に丸鋸を丸ごと沈み込ませればロスを1mmにできそうだよね。
切込み55mmのチップソーだと54mm切れるのかぁ....魅力的だなぁ。
とはいえそのサイズならもう丸ノコ盤でいいんじゃ....^^;
ダメな点を嘆いてもしょうがないのでとりあえず使えるようにしてみます。
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