正確には今年の2月なので1年は経っていないのだが、まぁ次のシーズンてことですね。
前回、エラーの原因は燃料系というところまで辿りましたが、調べるうちに直ってしまいモヤモヤした状態で話が終わっていました。
その後ほとんど使っていなかったのですが、最近寒くなってきたのでお世話になるかと点火してみるとまたエラーで運転停止しちゃいました。
ってことでモヤモヤ解消のため、調査再開です。
今度は見落としが無いように外堀から埋めていきます。
分解した状態で放電をチェックしてみますが、クリーニングしてあるのでいい火花が飛んでいます。
前回ノーチェックだった送風部。
念のためチェックしておきます。
1か所ネジ止めがありますが、裏側の樹脂の爪で止まっているだけでした。
異物などありませんでした。
埃が少し付いていますが、風量が低下させるほどではありません。
やはりここですね。
というか、着火失敗時に灯油臭さが無かったので、燃料が送られていなかったことは明白なんですけどね。^^;
さてこの部品ですが、当初電磁バルブなのかな?と思っていたのですが、燃料ポンプでした。内部でワンウェイの金属パイプが上下に動いて燃料を送るようです。
このポンプは以前簡単なクリーニングをしていますが、今度は徹底的に分解してクリーニングしてみようと思います。
真鍮の六角が付いているのでそこから簡単にばらせるのかと思ったが違いました。
この金属パイプがポンプの重要部品です。
これ以上分解できませんでしたが、ワンウェイの構造になっていました。
この金属パイプが上下運動する事によって送油されます。
いずれも汚れ、詰まりなし。
修理が簡単なので出来れば詰まっててほしかったのですが、残念ながら詰まりはありませんでした。って事は電磁部分の故障の可能性が高いですね。
補修部品は購入できそうだが、新品は4千円近い出費になるのでボツだ。
ヤフオクあたりで中古ポンプを出品している人が居るので落札するか.....
しかし直る確証が無いまま2千円近い出費になるのは微妙だなぁ....
そもそも確率は低いとはいえ基板側の可能性も残っているし.....
確証を得るため元通り組み戻してポンプの配線への電圧を計測してみます。
( ,,`・ω・´)ンンン?
適正電圧は判りませんが、そもそもどこにも電圧の変化がありません。
なんてこった! 基板の可能性が濃厚になってきました。
が、しかし、悲しい事にまるむしには原因を断言できるだけのスキルを持っていません。
ちょっと横にそれますが、基盤をチェックしていて気になったリレー部品なのですが、
このリレーは、点火装置(火花出すやつ)用のリレーでした。
このリレーは、メインスイッチ(運転ボタン)のリレーの様です。
ここで考えをまとめます。
ポンプの故障の場合、交換用の中古ポンプが必要。
基板故障の場合、自力修理無理っぽい。でも寒いので新しファンヒーターが必要。
(倉庫で使っているのですがめちゃ寒いんです)
妙案思いつきました!^^ 早速行動に移します。
よく似た形のコロナを買ってきました。^^
高い確率でポンプ一緒だろうという読みです。
2200円。。。。中古の燃料ポンプとほぼ同じ値段。^^;
ジャンク品でも良かったのですが、ジャンクは無く動作品がこの値段です。
ここに故障しているかもしれないポンプを繋いで動かしてみます。
ポコポコポコ…..持った手に振動が伝わってきました。ポンプ正常だ!
ってことで、故障は基板側で燃料ポンプ部分の回路がE0:エラーの原因だったことが判明しました。
機会があればダメもとで基板修理にチャレンジしてみるかもしれませんが、おそらく無理なので2200円で買ったこの中古のファンヒーターを使う事にします。
濡れ衣だった燃料ポンプは補修部品として保管しておこうかな。^^
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