新たに買う気は全く無かったのだが、1.6mmパイプの溶接作業が全く進まず交流アーク溶接機への不満が爆発してしまった。^^;
そんな訳でストレスフリーを求めてこちらをポチリました。
SUZUKID Buddy SBD-80
インバータ方式の直流半自動溶接機です。
SUZUKID Buddy SBD-80MG
正確には通販限定カラーのモスグリーンです。
Amazon以外でPaypayモールでちょうどポイントアップやらいろいろ考慮して同価格になったのでそちらで買いました。大体27000円弱です。
カメラのホワイトバランスが悪くて判りにくいですが、ちゃんとモスグリーンです。
ペンのような細いノズル。 めちゃ溶接個所を狙いやすそうですね。
前面パネルです。
電圧、電流がダイヤル式で調整できます。
ワイヤーは0.8mm固定なので母材に合わせて調整することになります。
フタの裏側に早見表があるのでこれでおおよその調整をし、あとは様子を見て微調整する感じのようですね。
ワイヤーの送出スピードは出力に連動しており自動です。
背面パネルです。
メインスイッチと冷却ファンが付いています。
今使っているアーク溶接機はスイッチが無かったので、このスイッチだけでもうれしいです。
スター電器製造(SUZUKID)ノンガス軟鋼 0.8φ*0.8kg PF-01
約250mで溶接長に換算すると12.5mだそうです。
Amazonで3390円でした。
結構値段が変動しているようですがそれでもAmazonが安いようですね。
さてさて恒例のおなかの中身拝見の時間です。^^
サイドパネルを開けて....あれ?逆でした。
基板の裏側のようです。絶縁用の樹脂シートが差し込まれていました。
こんな感じです。^^
中を見せている写真はネットで見かけなかったのでいろいろ載せておきましょうかね。
とまぁこんな感じでした。
正直どこが何の回路か解っていません。^^;
さて次に実際に使った様子です。
恥ずかしいのであまり見せたくは無いのですが、交流アークでやってみた状態です。
収拾がつかなくなってからはテスト溶接もしているので無残な状態です。
溶け込みが悪くモリモリになっている部分を削ってみました。
母材は熔けずに口を開いたままでした。
付いているよう見えていた部分も削ってみるとスラグを巻き込んでいます。
こちらは縁が熔け落ちていますね。
実はこれで心が折れました。(TT)自前のアークでは修正不可能です。
試しに溶け落ちた部分を修復してみます。
これぐらいは出来るだろうという期待のもとに機種を選びましたから、出来ないと困るのですが。。。。
あっさりできちゃいました。^^;
まぁいきなりなんで満点ではないですが、失敗しても挽回のチャンスがあることが判りました。
調子に乗って空き缶やってみましたがパッチと言った瞬間消し飛んでいました。^^;
そりゃそうだろうよ。ペラペラだもんね。
出力設定はもちろん最弱でやっています。
ペンキ缶もやってみました。
同様穴が開きますがコーヒー缶ほどではないですね。
徐々に厚くしてテストしたいのですが、手頃な材料がもう無いのでお遊びはこの辺にして、ちゃんと試用してみます。
材は1.6mmスチールパイプ、熔け落とさずに溶接できるか試します。
セッティングは、どちらも3ぐらいなので推奨値より低めのセッティングです。
何もない胴の部分に引いてみました。
おぉ!まるむし的には今まで出来なかった綺麗さです。
しっかり溶け込んでいるようですが穴が開く気配はありません。
上手くいかず困り果てていたパイプの結合部です。
ちょっとコツが要ったけどこんな感じにしっかり溶接できました。
今までの苦労は何だったのか?
と思えるぐらいあっさりミッションコンプリートです。^^
出費は大きかったですが、それ以上に効果も大きいので買ってよかったです。
こりゃアークに疲弊している人には絶対おススメですね。^^
購入するにあたって調べた時に書いた記事も良かったらどうぞ。
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