火炎放射器の炎が出くなったので修理してみた 草焼一番 KY-2500HB

修理・メンテナンス


草焼一番 KY-2500HB です。
草焼き用の火炎放射器で灯油を燃料としています。
余熱用にカセットコンロガスも併用するタイプですね。

不具合は点火用のガスには着火し余熱もできるが、主燃料の灯油が出ないため炎が出ないらしい。


ブルーのカバーをばらします。


ガスと灯油は同じルートで噴出するらしい。
上の白っぽいバルブが燃料コックだ。
おそらくこの辺が詰まっているのだろう。
コックから右側は作業の邪魔なので外します。


外しました。特に問題はなさそうに見えます。
ここから先端に向かってはガスが出ていたので問題ないはず。
反対側も外してみます。


こちら側には、金属製のフィルターがはまっていました。
ここを通るのは灯油のみですね。


バルブも外してみましたが初見異常なし。
パーツクリーナーを吹き込んでみると出口方向から出てきたのでバルブ周辺は問題ないようです。


どうやら先ほどのフィルター付近が怪しそうです。
エアーブローしてつまりを確認してみるとやはりフィルター部分でした。
とりあえずパーツクリーナーを吹き付けてみましたが効果なし。

機械の汚れは灯油で洗ったりするけど、灯油の汚れは何で洗い流せばいいんだ?
アルカリ洗剤かな?


んんんよく解らないのでキャブクリーナーを試してみますね。
以前修理に使った残り物です。


パッキンはクリーナーと相性が悪いので外しました。
ムースタイプなので大量に吹き込んで液化させ漬け込みます。


数分後なにやら濁ってきました。
どうやらクリーニング効果があるようです。^^
一度汚れた液を捨てて再度漬け込みました。


なにやら大きな汚れの塊まで自然に出てきました。
かなり効果があるようですね。
洗浄して仮組してみます。


灯油が流れ出るようになりました。
どうやら成功の様です。v(^_^)


組み立てて点火テスト。
判り難いですがバッチリ炎が出ています。
湿った地面が一瞬で乾いています。

てことで修理完了です。
キャブクリーナーは、古い灯油のネバネバ汚れにも有効ってことも判りましたね。^^

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました