死んだ互換バッテリーをニコイチという方法で復活させてみた 電動工具用バッテリー 日立 BCL1015S互換

電源&蓄電池&充電器

今回の記事に至る経緯ですが、

日立工機 コードレスドライバドリル リチウムイオン電池仕様 FDS10DAL(LCSK)  を買っちゃったので軽くレビュー
充電式のドリルドライバは調べていくつか候補に挙げていたのだが、コード式のものを複数持っているのでなかなか購入に踏み切れていなかった。 しかし先日とあるお店で数...

3年前に購入したHITACHI製の電動ドライバー。
HiKOKIに名前が変わる直前に安売りされていたものを購入。
付属するバッテリーは1本のみ。

互換バッテリー買ったらすぐに充電不能になったので分解してみた 日立 BCL1015S 互換バッテリー 電動ドライバー FDS10DAL 用
以前購入した日立(現HiKOKI)の電動ドライバー FDS10DAL 用の互換バッテリーをAMAZON買ってみた。 ところが数回充電したと...

1本では実用的ではないのでAmazonで互換バッテリーを2本追加購入。
ところが1本が数日で死亡。(代品送ってもらいました)
不良品はこちらで処分してくれという事なのでジャンク箱へ。

そして最近もう1本も死亡。(現在ここです)


ってことで互換バッテリーほどなく2本とも死にました。
(代品の1本はまだ動いていますけど)
初期不良のものは回路の可能性もありますが、最近亡くなった1本はおそらくはバッテリーセルの不良と思われます。

以前やったようにバッテリーセルをまた輸入して、詰め替えて言う方法もありますが、今回は不良バッテリーが2本ありますのでニコイチ(二個使って1個蘇生)というパターンでやります。^^

※セルの輸入も結構リスキーなので、1個は死んだままになりますがこの方法の方が確実だと思いますよ。

ちなみに初期不良だったバッテリーを再度分解すると1本から液漏れしていました。
当時は判りませんでしたがどうやらこちらもバッテリーセルの不良だった可能性が高いですね。
(どちらも同じ位置で、基盤に複数の配線を繋いでいるセルなのでハンダ付けの熱によるダメージではないかと推測します)


最近ダメになったバッテリーです。
電圧を測ってみるとこのセルが異常に低い電圧を示していました。
ほぼ間違いなくこのセルですね。


こちらは初期不良だったバッテリーです。
3年放置していたのでほぼ放電していましたが、かろうじて電圧の出ていたこの場所の電池を使用します。


タブを残してニッパで切断。極性を間違えないようにマジックでマーキングしました。


タブをハンダ付けして完成。
ハンダ付けはいい加減にやるとケースに戻らなくなるので、
どの様に付けるか考えてから作業したほうがいいですよ。


充電しています。
結果ですが復活しました!^^


使用されていたLi-ionバッテリーです。
もしバッテリーセルの交換にチャレンジするのなら18650の刻印が見えるので、「18650 Li-ion」でeBayなど海外サイトで検索すると見つかると思います。
(φ18mm*長さ65mmのリチウムイオン電池ってこと)

コメント

  1. ojisan より:

    あ、これね
    10.8Vのやつですね
    大陸のやつかな・・・それなら納得
    でも、このリチウム電池って怖いですよね
    ボーボー火を噴きますもんね
    しかし、この大容量に負けていつも使ってしまいます
    私は電動アシスト自転車の電池をオクで買ってます
    そのうちに火を噴くんじゃないかな・・・おっかないです

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