えっまさかアルカリ電池入れてないよね? リモコンの乾電池液漏れ掃除

修理・メンテナンス

家に帰ると机の上にリモコンが置いてあった。
リビングのリモコンがなぜここに?
まるむし妻の仕業だ。^^;


理由はこれだな。^^;
えっまさかアルカリ電池入れてた?
と今更言っても遅いよね。

アルカリ電池は古くなると液漏れを起こしやすいのです。
漏れた液は強アルカリ、金属をガンガン腐食します。
放置すると端子がぽろりと逝っちゃいますから気が付いたらすぐにメンテナンスしなければいけません。


このリモコンは下の方が端子だけなのでこのまま洗います。
水洗いか中性洗剤を古い歯ブラシに付けてゴシゴシ。
まるむしはハンドソープ(弱酸性)で洗います。


気が付くのが早かったようですね。
腐食は免れていました。
もし錆が残っているようならサンドペーパーなどで、少なくとも電池と接触する部分だけでも綺麗に磨きましょう。

後忘れず潤滑錆止め剤を塗っておきます。


新しい電池をセットして完了。
セットする電池は必ずマンガン電池ね。

リモコンや時計など微弱電流の機器にはマンガン電池が最適です。
長期間放置しても液漏れしにくく、容量は少ないですが自己発電もするので結果的に長持ちします。
万が一液漏れしてもアルカリよりはダメージも少ないしね。

ちなみにアルカリ電池は大電流で短期間に使い切る器機に向いています。

参考までに
アルカリ電池の漏液:水酸化カリウム(強アルカリ性)
マンガン電池の漏液:塩化亜鉛(弱酸性)
ってことらしいです。^^

コメント

  1. ojisan より:

    そうなんですよね
    アルカリ電池はねえ
    でも、最近百均でも電気屋さんでもアルカリ電池は展示棚の
    一番下であまり目立たないところに
    ありますよね、アルカリ電池は目の前にあるのになあ
    単価が高いから、そうなるんでしょうね・・・仕方ないですね

    • まるむし より:

      確かに家電店でマンガン探すの大変ですね。
      大半の人が強いか弱いかの判断基準しか持っていないのも問題なのでしょう。
      お店は顧客ニーズと売上アップを考えてのレイアウトなのでしょうが、
      実はメーカーはちゃんと正しい事を伝えています。

      画像はシチズンのある壁掛け時計の取説です。
      ちゃんと「マンガン電池」と書いてあるんですよねぇ。^^;
      シチズン偉いぞ!

      みんなちゃんと取説読めよ!^^

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