先日まで置いていたサーバーでやたらと表示エラーが発生しているようなので負荷を調べてみたら、利用想定値の5倍程度まで負荷が掛かっており、おそらく制限がかけられていたっぽい。
ちょうどキャンペーンをやっていたので、
CORESERVER V2 （CORE-X）に急遽引っ越ししてみた。
引っ越して分かったのですが、マニュアル的なものが少々不親切で初心者には判り難そうです。
あとサーバーのセッティングや設定画面の仕様に不備があり、
数か所実害のある点を指摘しておいたので近日改善はされるでしょうがまだまだかなって印象です。
不安は残りますがレスポンスはそれなりに良いようなので暫くここにいようかと思います。
まぁそんなことは置いといて、WordPressの引っ越し方法なのですが、よくやってる簡単な方法を紹介しておきます。
元エンジニアらしく、DBをエクスポートして．．．．とかDB間コピーなどとやろうとしたこともありますが、サーバーの仕様がネックとなってエラーになる事が多く、一番問題が起きにくく簡単なこの手法が最近はお気に入りです。
では始めます。＾＾
WordPressの（多分一番）簡単な引っ越し方法
１．サイトのバックアップを取る。
UpdraftPlusというプラグインを導入
（フリー利用で一番安定しているので普段も使用しています）
DBも含めてすべてをバックアップします。
２．FTPでバックアップファイルをダウンロード
バックアップファイルは、/wp-content/updraft/ に入っています。
ファイル名にバックアップした日時が付いているので同じものを一塊としてダウンロードすればOKです。
/wp-content/updraft/backup_*********-db.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-others.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-plugins.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-themes.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-uploads.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-uploads2.gz
/wp-content/updraft/backup_*********-uploads3.gz
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※ファイルサイズが大きい場合は連番付きで分割される。
こんな感じのファイルですね。
※実際は余裕があるなら何があっても動揺しないように、サイト丸ごとダウンロードがおススメです。
３．移転先サーバーに新規にWordPressをインストールします。
後にバックアップから復元するのでサイト名などは適当でOK
但し、DBは最終的に使用するものを用意します。
４．Wordpress（仮）にUpdraftPlusをいれる。
先ほどバックアップに使用したプラグインを復元に使用するのでこちらにも入れます。
入れたら一度バックアップを取る。
※一度バックアップを取るのはフォルダを生成してもらう為＆軽く動作確認って事なのでやらなくてもOK。
５．FTPでバックアップファイルをアップロード
/wp-content/updraft/に先ほどダウンロードしたものをいれます。
まるむし的には４．５．の流れを提案していますが、
UpdraftPlusには、「 バックアップファイルをアップロード」という機能があるので、４．５．の代わりにドラッグ＆ドロップでアップロードしても良いと思います。
６．UpdraftPlusにて「バックアップからの復元」を実行
「既存のバックファイル」の情報を更新すると先ほどアップロードしたファイルも表示されているはずなので、それを選んで復元。
以上で引っ越し完了です。
が、もしドメイン（URL)も変わってしまうのなら続きがあります。
７．DBに記録されているURLを書き換える
WordPress Search Replace DBというツールがあるのでこれを使います。（手作業でも出来ますがこれが一番簡単）
https://interconnectit.com/search-and-replace-for-wordpress-databases/
このツールは何度か検証しましたが問題はおきません大丈夫です。
（保証はしませんが＾＾；）
やり方を間違えて変換に失敗しても、バックアップファイルがあるので３．からやり直せばOK。
以上でドメイン変更ありの引っ越しも完了です。＾＾
＜補足＆注意点＞
というかほぼ過去のしくじり話ですが、
WordPressを介さず、FTPで直接アップロードした画像や素材などがある場合は、
WPのDB内に記録されていないのでバックアップの対象から外れている可能性があります。
そういうファイルがある場合は、手動でダウンロード＆アップロードしてやる必要があります。
うっかりという事もあるのでやはりサイトは丸ごとダウンロードしておくことを勧めます。
ファイルの特定が難しい場合は、荒業になりますが、旧サイトを丸ごとアップロードし、そこに新規のWordPressを上書きして一連の作業をする方法もアリかと思います。
不要なゴミも混ざるのでお勧めはしませんがとりあえず移行漏れは無くなりますからね。
後忘れそうなのがルート(/Public_html直下など）に直接配置したファイルなどもWordPressは関知していないので気を付けましょう。
.htaccessとかGoogleなどの個別サイト向けのファイルなどですね。
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