openmediavault システムドライブがクラッシュしてもRAIDの中身は大丈夫なのか? テストしてみた

openmediavaultメモ

openmediavault はシステムドライブとしてHDDを1本消費します。
RAIDのHDDが壊れることはもちろんありますが、システムドライブも当然のことながら壊れることがあるはずです。

もしシステムドライブが壊れたらどうすればよいのでしょう?
ディスククラッシュなどで完全に壊れれば、出来ることは再インストールの1択ですが、厄介なのは不良クラスターの増加などで、ジワジワ壊れていくパターンです。どう対処したものか悩ましいですね。

ってことで、
ジワジワ壊れていくシステムドライブの交換を想定して、OSの再インストールのテストをしてみます。


ディスク」を見ています。システムドライブは一番下の74.53GiB sdiです。
このドライブにエラーがあるという態で、シャットダウン後HDDを交換し新しいドライブにopenmediavaultを新規インストールします。

新規インストールの手順は過去記事を見てください。


インストール完了後の「ディスク」です。システムドライブは一番下の233.76GiBのsdiです。
モデル、シリアルナンバーなどからも物理的にドライブが換わっているのが判ります。


RAID管理」です。
システム再イントール前のRAIDがそのまま残っているのが確認できました。

なお「状態」のところにdegradedと出ていますが本テストとは関係ありません。RAID修復中にこのテストを行ったためです。
ってことは...RAIDドライブ修復中にシステムドライブを吹っ飛ばしても問題ないってことまで分かったぞ。^^


ファイルシステム」です。
デバイス(/dev/md0)の「マウント済み」は「いいえ」になっています。


システムを新規にインストールしているので、マウントするところからやり直します。


変更の適用をします。

新規インストールなので、ファイルシステム、サービス設定などもすべてやり直しですが、構築したRAIDは残っていたので元の状態まで戻すことができました。
データを残したままシステムの再インストールができるのはかなり心強いですね。^^


値は張りますが専用NAS箱は、保守管理がほんと楽ですよ。
便利機能も充実していうので初心者でもかなり高度な設定の運用が可能になってました。

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