ゆらゆらソーラー人形を分解してみた

分解

ゆらゆらソーラー人形がゴミとして手渡されました。^^;
多分100均のものでしょう。


落して壊したらしいです。
修理も考えましたが、可動部の一部が欠損しているのでゴミとしますが、
その前に分解して中の部品などを観察しておきます。


中の様子です。
そもそもの仕組みですが、ソーラーで発電した電気で電磁石をつくり、
振り子の永久磁石と反応させて揺らす仕組みですね。


もろもろの制御は基板上に集積チップで行っているようですが、
それよりもこのコイル線めちゃ細いです。


マイクロメーターが無いのでノギスで測りましたが、だいたい0.06mm程度の様です。
ほどいてみようかと思いましたが、接着剤で固まっているのでプチプチ切れてしまいました。
熱か薬品で処理して接着剤を除去しないと、線材としては使えないですね。


コンデンサーは、470μFの電解コンデンサーでした。
ソーラーパネルの型番ですが、 SC-3012-2Aでした。
ゆらゆら人形には大抵(全部?)これが使われているようですね。

スペックを調べてみると、

ってことでした。
1.5V程度の微弱電流ってことですね。

部品取りに使えるのはこんな感じでしょうか。


2個1500円でぼったくる業者発見^^;

コメント

  1. BINGE より:

    100均ソーラーの分解の件、大変参考になりました。100均で売っているソーラースイングは、皆同じ回路で、ソーラーパネル+電解コンデンサー+謎のモジュール+電磁石用コイルのようですね?

    当方は、部屋にインテリアとして、ソーラースイングを設置していますが、たまに動かなく、止まっている場合、ソーラーパネルにホコリがたまっていない、にも、かかわらず、太陽電池パネルをメガネクリーンでふくと、再度動き出すという謎の現象が5代目の数々のソーラースイングで発生しています?

    原因をさぐっていますが、いまのところ原因不明です!

    また、最近の電子機器では、ほとんどない現象ですが、現在のソーラースイングもポンポン!と叩くと復旧し、通常動作するという、昔(昭和中期以降?)によくあった、???な現象が確認(実証)されます。

    かなり古い情報ですが、TVがブラウン管(巨大なガラス管+電子ビーム)の頃、映りがいまあいちな時、ボンボン叩くと、ちゃんと動き出すというコツがありましたが、現在では、IC電子機器ばかりで、過去の一時的な、現在では、忘れ去られた儀式と化してしまいました・・・。

    あっ!長文になってしまいました!

    わたしは、あなたを応援しています!これからも楽しい、電子工作ライフを!

    • まるむし より:

      応援ありがとうございます!
      リンクが張られていたのでHP拝見させて頂きました。
      前世紀のサイト構築技術が現存している事に驚きつつ、内容がまた衝撃的ですね。

      このまま現職と続けていたら定年前に間違いなく死ぬぅ!と思って転職したころを思い出しました^^;
      (まるむしは残業代が給料より多かった元ソフトウェアエンジニアです)

      ここに来た社畜さんはこれも何かの縁です。BINGEさんのサイトを一読しましょう。^^;

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