以前は手に入りやすいギボシ端子などをよく使っていたのだが、
最近はMonotaROなどで、手頃で扱いやすい中継接続用コネクタ ELシリーズがお気に入りなのだ。
どんな物かというと、こんなのだ。
色々あるけど写真は2極用ね。
ピンはこんな感じ。結構小さい。
特殊工具で配線に圧着してからコネクタ内にセットするのだ。
先端ちょい下のカエリがあるので白いコネクタにセットすると二度と抜けないようになっている。
ところがだ! 間違えるんだよ! 1本間違えると配線をカットしてやり直すのだが、
1本だけという訳にもいかないので、結局長さをそろえるためにすべてやり直しになってしまうのだよ。
だからどうしても刺さったピンを抜く道具が欲しい!
その道具の名前は、「ピン抜き工具」などと呼ばれているらしいが、これが結構高いのだ。
こういうやつだな。これはまだ安いほうだよ。
高いのは5000円ぐらいするし。
ちなみにちょっと気になるこんなのも見つけました。
で話を戻して....
色々考えたがちょうどいい感じのパイプでいいんじゃねぇ?
という結論に達しました。^^;
これで問題は解決かと思ったのですが、残念なことにちょうど良いパイプ見つかりませんでした。
ようやく見つけたのがこれです。
外径2.6mm、内径2.0mm ステンレスパイプ
コネクタの穴には入るのですが、ちょっと細めです。
これ以上太い規格品になると穴に入らなくなるのでしょうが無しのサイズです。
しかしこの細さでは、こんど端子が入らないので加工が必要でした。
どういう形状にしたものか悩みましたが、とりあえずV字型にカットしてみました。
色々小細工していたらこんな形に落ち着いたのですが、
細くなったので強度が落ちすぐに変形してしまう有様。
しかしそもそもV字の必要あるのか?
考えを改め。
切り込みを1つだけ入れてC型(断面が)にしてみます。
穴が小さいのだから広げればいいって発想ですね。
何かよさそうなものは....とあたりを物色するとちょうどよいサイズのくぎを発見。
45mmのこの釘の太さが絶妙に良いです。^^
いい感じです。これ使えますよ!
先端はこんな感じ。
結局シンプルなこれが一番使いやすいようです。
使用感ですが、
押出し機構は無いので、この工具でカエリを押さえたら後ろから配線を引っ張って抜く必要はありますが、まるむし的には何ら問題ありません。
使いやすいです。
押出し機構は中にピアノ線でも入れればよいと思いますが、
特に不自由も感じないのでシンプルなまま使うことにします。
勿体なくて買えなかった工具が、安価に簡単に作れてしまいました。
いいもの作れて満足です。v^^)
コメント
あ~
これですね、以前作ったことがありましたよ
内職で(死語かな)自動車用のカプラーの接続をやってたことがありました
その時に、間違えて違う穴に挿してしまうことがあったんですよ
最初は、小さなマイナスドライバーでゴジゴジやってたんですけども
上手くいかないので、パイプで作ったことがありました
割と簡単だったと記憶してます
みんな作ってるんですね・・安心しました。