車のエアコンが年々冷えなくなってきた。
今年は特に酷い。正確には日中や停車中冷えないのだ。
夜間は冷えるのでガスが抜け気味なのかもしれない。
いやきっとそうだ。だとすると冷媒を補充すれば復活だな。^^
耐えがたい暑さになってきたのでアストロプロダクツで急遽買ってきました。
AP R134a ガスチャージホース ゲージ付 2420円
KENIX 134a クーラーガス 200g 583円
車側のバルブに接続する部分です。
中にバルブが付いているタイプだったので、ガスが残った状態で外してもブシャーッ!!とならずに済みます。^^;
よかった。
ガス缶を装着する側です。
使用時にピンを突き刺して穴をあける仕組みですね。
早速取り掛かりましょう。
エンジンを掛けてエアコンのコンプレッサーを作動させた状態で、
低圧側(L)から注入します。高圧(H)からは高圧故に入らないし危ないので絶対間違えないように。
スペーシアの場合は、低圧はここですね。
年式や車種が違っても同じようなものがあるはずです。
キャップを取るとこんな感じです。
中央の突起を押すとバルブが開きます。
このままで押しちゃうとガスが噴き出すので押さないように。^^
ガス缶をねじ込んでチャージホースにセットしておきます。
上の蝶ネジを回すと穴が開きますがまだ開けないように。
念のためガスの種類と量を確認しましょう。
(実際は買う前に確認するべきですよね^^;)
HFC134aという冷媒になります。(今時はすべてこれじゃないかな)
分量は、320+-30g 少ないですねぇ。
購入した缶は、200gなので補充だけなら大量に余りそうです。
じゃセットしましょう。
黒いカプラ(コネクタ)の先端のリングはロック機構なので、
手で手前に引っ張った状態で低圧側の口に押し付けつつロックのリングを放します。
そのままグイッと押すとカチっと音がしてロックされます。
外すときはリング(ロック)をまた引っ張れば抜けます。
停止中の内圧を確認して見ましょう。
ん? なんかめちゃ高圧じゃないか?
安物だし、このゲージはヘボなのか?
ちょっといやな予感がするがまぁ先に進もう。^^;
この状態でエアコンのコンプレッサーを作動させて、低圧になったところで、蝶ネジを回してガス缶に開ければ缶の中の高圧ガスが入っていくという仕組みですね。
グリーンゾーンぐらいまで下がるはずなので、ブルーゾーンまで補充すればOK。
ここで注意したいのが、ホース内に残った空気の存在です。
これを追い出してやる必要があるので缶のネジを少しずつ緩めて、わざと少し漏れさせます。
「プシュッ」というのですぐにわかります。
音がしたらすぐにまた締めます。
後は蝶ネジで穴をあけて適量ガスを追加すれば作業完了です。
ではではエンジンを掛けましょう。
コンプレッサーのリレー音がして動作開始。
冷気も出てきました。
準備はOKです。
ゲージをチェックしましょう。
かなり下がっているはずです。
(規定以下の量に減っていたらグリーンの辺りまで下がっているはず)
んんん? あんま下がってねぇぞ。
てかまだレッドゾーンじゃねぇか!
んんんんんんんんんんんんんんんんん困った。
最初に針が振り切っていたのが間違いだとしても精々ブルーゾーン止まりだな。
十分な分量じゃないか?
でも実際冷えないのだからちょっと少なめなのかな?
ちょっとだけ追加して様子を見るべきか....
しかしもしゲージが正しいなら、ガスがパンパンに詰まっていたことになる。
そこに更に投入するとちょっとまずいことになるなぁ...
冷えないどころかエアコン交換の事態になってしまう。
こんな時信頼できるゲージがあるといいんだけど無いしなぁ...
と悩んでいるとある事に気が付いてしまった。
ラジエーターファンが回っていない!
エ------!!そっちかよ!
ファンのリレー音はするがファンが回らない。モーターの故障だ。
念の為ヒューズを確認して見る。
やっぱモーターの故障だよ。
調べてみるとこのモーターはリコールが掛かっていたらしいが、
うちの車はバンバン走っているので適用条件から外れてました。OTL
2重のショックですがしょうがない。
自分で社外品のモーターに交換する手もありますが、
部品を取り寄せている間に熱中症になりそうなのでディーラーに持ち込みます。
技術料:11900円
ラジエーターモーター:18000円
計:29900円(税別)
税込み約33000円とガスチャージのお買い物で約36000円の出費です。
トホホな結末ですね。ーー:
事前にもう少し観察していれば少なくとも3000円の無駄な出費は無かったことが悔やまれます。
コメント
私も前に同じ状態になりました(^^;、
エアコン効き悪いなぁ止まると特に効かないのでガスかな?と同じアストロのゲージを持っていたので圧の計測すると正常範囲、
私はコンプレッサーか配管かとにかく容易にチェックできない所が原因と思って(以前の車でそういう事があったので)修理屋とか色々調べていたのですが、どこに出すか検討していたある日久々に街中に出かけて流れが悪いからクーラー効かなくて暑いなぁと思っていたら・・・
水温警告灯が点灯!急いで窓を開けてヒーター全開にして、停めれる場所を探してボンネット開けたら今まで遭遇した事無いような凄い熱気がっ!、とりあえずランプ消えるまで待って予定変更して即座に帰宅してあちこち覗きこんでチェックしたらまるむしさんと同じように、アレ?ファン回ってねぇぞ・・・と。
以前の車で腐食で断線してコンプレッサーの電磁クラッチが動かなかった事があるので見える範囲で断線がないかチェックしたけど特に異常なし、ファンを手動で始動補助してやっても動く気配なし(扇風機の劣化だとソレで回る場合があった)モーター部をガンガン叩いてみてもw変わりなし、最後にモーターのコネクターに直接12V流しても回らずって事でこれ多分モーターがダメだなとダイハツのお店へゴー、確認してもらったらやっぱり交換しかないという事で交換しましたら、快適ヒエヒエに(^^)
いつからおかしかったのか判らないけど色々思い起こすと、もしかして効き弱い?と思った春頃にはすでにおかしかった可能性があります(この警告灯点灯事件は8月か)、警告灯付くまで異常に気づかなかった理由は、ずっと街中の渋滞ほど混む所に行ってなかったのでなんとか走行風で危険域まで上がらなかった、最大の原因は水温計が付いてないので温度上昇に気付かなかった、前々から冬場の暖機具合がわからなくて不便だと思ってたけどこんな問題があったとは・・・近年この手の警告ランプだけでメーターが無い車増えてるらしいけどメーカーも事前察知のために昔みたいにデフォ装備にして欲しいですね、
FRみたいにエンジンから直接回転取ってればこんなトラブルにあわなくて済むのに・・・
コメントありがとうございます。
スペーシア色々と省略されていてサイトグラスが無いんですよ!
本来ならガスの適量をサイトグラス(ガスの流れを目視で確認する窓)でチェックするのですが、探しまくったのですが無いんだこれが!
軽量化かコストダウンか知らないが、もしついていたらこんな失敗もなかったのにと思います。--)
あー!そうそうサイトグラスは私のソニカにも無かったです、
近年はスペアタイヤがなかったりとかもあるし・・・なんでトラブル察知や対応に関連する部分をカットするかねぇ?コスト削減の方向が間違ってる気がする・・・たしかにスペアタイヤは殆ど使った事無いけど。
多分装備があっても活用できなかったり、適当にやって2次災害を招く人がほとんどなんでしょうね。^^;
バイク免許に車体起こしが必要なように、自動車免許にもタイヤ交換の実習でもあればもう少し風潮も変わったかもしれませんね。
先日まるむし父が縁石に接触してタイヤをバーストさせたのですが、古い車でスペアタイヤを積んでいたので自走して戻ってきました。
バーストやホイール変形などはパンク修理キット(電動空気入れ)じゃ対応できないですよね。
「一生に1回使うかどうか程度だから必要ないんじゃない?」って人もいますが、こういう風に考える人は、生命保険や任意保険なんかも入ってないんでしょうか?ちょっと聞いてみたいです。
(考え方を否定するつもりはないんだけど、考え方に一貫性があるのか興味津々です^^;)
まるむし自身は何十年も車に乗っていますが、今だ空気入れすら使ったことがありません。しかしスペアタイヤは欲しい派ですね。
ただの雑談でしたが、ワシスペさん今後ともよろしく。