ペール缶というのは、エンジンオイルなどが入っている円筒形の缶の事です。
缶の上部は密封されていて中身が漏れないようになっています。
そして注ぎ口にも蓋が付いてます。
正式名称は知りませんが、区別するために注ぎ口の蓋を栓、ペール缶全体の蓋をフタと呼ぶことにします。
以前、DIYとは無縁の人たちと共同でとある作業した際に、新品のペール缶の開封をお願いしたら危うくペンチで栓を引きちぎられそうになり慌てて止めました。^^;
知らない人には判らないものなんだなぁとちょっと気付きがあったので
開け方など解説しておこうかなと思います。
注ぎ口の栓です。
新品の場合はリング状に封印があるのでそちらは引きちぎって大丈夫です。
この形状の栓は、栓の中央部を指で押すとパコンっという音と共に開封されます。
開いた状態。中央が凹んでいます。
ちょっと判り難いですがその程度の変化です。
持ち上げると簡単に取れます。
開いた状態です。
このままでは再び栓をすることができないので、内側から中央部を押して形を元に戻します。
戻りました。中央が膨れていますね。
これを注ぎ口に押し当てて強く押すと、パチンを填まります。
ペール缶の中身を使う際の開け閉めはこの繰り返しです。
さて使い終わった缶はゴミな訳ですが、丈夫な缶ですので色々と使い道があります。
大抵の場合は、バケツとして使いたいでしょうから上のフタが邪魔ですね。
完全に封がされて缶の場合は、タガネなどを使い缶切りの要領で開封するのですがバリが残ってしまうので用途が限られます。
しかし多くのペール缶はこんな形をしています。
この形状の場合はラッキーです。綺麗に簡単に開けることができます。
マイナスドライバーを突っ込んでこんな風にめくっていきます。
ここぐらいまでめくれば十分ですね。
周囲をすべてこんな感じにめくっていきます。
全てめくると、ほらこんなに簡単に開きます。^^
エッジも丸みがあって安全。
フタは載せる程度なら使えますが、めくって開封しているので密封用の蓋としては使えません。
もし密閉用の蓋が欲しければ樹脂製などいろいろなペール缶用の蓋が売られているので検討しても良いかもしれませんね。
(割と高いです^^;)
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