ANYCUBIC MEGA-Sを使用しているのだが、
昨日初めてTPUフィラメント(軟質フィラメント)をセットしてみた。
ところがフィラメントを搬送する機構のところで止まってしまう。
というか送り込んでいるのに出てこないのだ!
フィラメントが軟質なため滑っているのだろうか?
右に付いているダイヤルを回すと挟み込みの圧を変えられるので試してみるがどうもそうではないようだ。
手で軽く押し込みながらやっても入っていかないので、原因はこれではなさそうだ。
実はこの部分の内部構造はまだ見たことがない。
原因をイメージすることもできないので、とりあえず分解してみます。
ねじは3本。付属の六角レンチで開けられます。
向かって左側についているねじは短く、右側についているねじ2本は長いです。
右のつまみを回すと、バネの圧で押し付けがきつくなる仕組みですね。
下から入ったフィラメントは、ギアのすぐ上で樹脂のパイプに入っていくようです。
開ける前のイメージでは、フィラメントが柔らかいためギアで潰されたフィラメントがケース内で迷走しているのかと思っていました。
でも実際は、逃げる隙さえないですね。
ちゃんとしてました。^^;
となるとフィラメントはこのパイプの中にぐにゃぐにゃになって詰まってることになります。
先ほどのパイプ部分です。
樹脂パイプ内部には凹凸がないのですが、上の金属部品内部には引っ掛かりがあるのでそこにフィラメントの先端が引っ掛かっていたのか?
硬いフィラメントの場合は、強引に押し進みますが柔らかいフィラメントは内部でぐにゃぐにゃに折れ曲がって詰まってしまうはずです。
ところが実際は、誘導用の白い樹脂ホースが金属部品を通り過ぎて、黒い樹脂パイプの入り口まで入っていくので詰まるということはあり得ません。
ということは....
白い樹脂ホースの突っ込み方が浅かったため、このホースの先端にフィラメントが当たって詰まってしまった。という事のようです。
ようするにチョンボです。^^;;
白い樹脂ホースはしっかり奥まで突っ込む!が正解ですね。
コメント