100均のツールナイフ バネがきついので調整してみた

100均マニア 使える?

先日購入したツールナイフです。

缶切りと栓抜きのバネが強すぎて取り出せないので分解調整してみます。


樹脂部は軟質の接着剤で張り付けられているだけでした。


ピンの出っ張りを削って抜きます。


ありゃりゃピンを抜いたらバラバラになっちゃいました。
とりあえず仮組して位置を確認しなきゃ^^;


えーと、ナイフはここかな。


仕切りの板を載せて…


次の層はこんな感じかな。
あとはもう一枚板を載せれば完成。
この順番で間違いなさそうだな。


さて問題のばねの件です。
それぞれの角を削れば軽くなるでしょうが、閉じた時にガタつくようになる気がします。
バネ側を削ってもよさそうですが、


真ん中のコルク抜きの部分を削るのが簡単そうです。
ここを責めてみましょう。


コルク抜きです。
穴の下側が問題個所です。


ほんの少し削ってみました。


仮組して様子を確認。


穴の下あたりが当たっているようなのでこの部分をもう少し削ってみます。


最終形です。 いい感じの硬さになりました。
作戦としては間違っていなかったようです。

さて今度は組み立てないといけないんだけどピンを調達しないと組めません。


2.5mmっぽいです。

手元に代用品は無いので、針金(丸棒)を買わないといけないんだけど、
#12 : 2.6mm
#14 : 2.0mm
って感じでちょうど良いものが無い。
(#13が無いんだよねぇ)

で困っていたらこんなものを見つけました。


#13 (2.45mm) の釘がありました。^^
針金は無いけど釘なら置いてるのね。
こんなに沢山は要らないけど160本入りで200円以下なのでまぁいいか。


挿してみましたがさすがに頭が大きすぎです。


結局カットしてピンを作成


組み立てます。
バネがあるので組み立ては結構ムズイです。^^;
組み立ては先ほどの仮組の時と逆の方がやりやすい感じでした。
各パーツはこの向きに配置すると比較的はめやすかったです。


仕切り版を入れて


ナイフの層です。


最後の板を填めて、ピンを叩いて鉸めます。

説明は簡単ですが、作業は超ムズムズでした。^^;
ナイフが趣味でもない限りばらさない方がいいですよ。

バネ細工なので填めるのも固いし、填まってもすぐに弾けるし、
ピンが固くて強く叩かないと潰れなくて、かといって強く叩くとまた弾けるって感じです。
(釘なましておけばよかった….失敗だ)

さて後は、


グリップのカバーをボンド(G17とか)で張り合わせたら完成です。
接着剤はピンセットとつま楊枝が入り辺りにはあまり流れないように注意ね。

やっと完成しました。^^;;
こんなに手こずると思いませんでしたが、操作感はすごくいい感じに仕上がりました。
爪で簡単に引き出せるが、戻すとかっちり止まりガタつきも無し。

後は砥石で刃を研いで完成です。

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