恐ろしく汚いまな板である。
流石に毎日使っていた時は、これほどではなかったはずなのだが、
新しいまな板を使うことにこちらは放置されこのような悲惨な状態になったらしい。^^;
新しいまな板はすでにあるので廃棄してもかまわないのだが、
前々からまな板って簡単に削れないのか?
という疑問もある削って再生してみることにした。
まな板という性質上、切削に強いと思われるので結構手ごわそうである。
材質は、多分ポリエチレンと思われる。
作戦としては、電動鉋で粗削り、手鉋で平面調整、オービタルサンダーで仕上げと表面粗し。
という手順でやってみました。
電動鉋を掛けたところ、まぁそれなりに削れました。
刃をひっかけてしまうと割れたような断面で欠け落ちるので見た目がかなり悪くなります。
フリーハンドでやるには結構難易度が高かったです。
手鉋も一応かかりますが、結構力が要り最初から手鉋のみでは厳しいかもしれません。
切れ味の悪い刃では歯が立たないかもしれません。
これは電動鉋でラフに削った表面を整えるために、手鉋を掛けた時のクズです。重いですが綺麗には削れます。
白くて見えにくいですが、筋状の傷は確認できるかと思います。
傷以外の部分は逆にツルツルになっているも判るかと思います。
このままでは、キズに汚れが溜まりやすく、食材に接触する部分がツルツルなので危険ですね。
傷消しと滑り止めのためにペーパー掛けしますが、
何番で仕上げるか悩みましたが、結局手元にあった40番という超粗目のみでやってみました。
手作業では大変なのでオービタルサンダーという電動式を使用します。
こちらの写真も白くて見辛いですが、
傷は消えて摺りガラス状のちょっとザラザラした表面に仕上がっています。
一応両面ともに綺麗になりました。
番手としては超粗目で傷も深いので、すぐにカビってしまうかもしれませんが、一度これで使ってみます。
やってみた感想ですが、
電動の道具を持っているなら試しても良いと思いますが、結構難易度は高目です。
手道具のみか、道具を買い足す必要があるなら、
労力と費用が、新品の購入費と比べて割に合わないのでお勧めしません。^^;
素直に新品買った方が良さそうです。
コメント