FreeCADは、ワークベンチを追加することにより作業環境を整えたり、機能を拡張することができるのだが、Fastenersというワークベンチを見つけたので使ってみる。
Fastenersというワークベンチは、「ツール」「Addon manager」からいれるといい。
アドオンを入れると、「表示」「ワークベンチ」から「Fasteners」を選択
するとメニューにボルトやナットが表示されるのでその中からネジの形状を選択。
diameterでサイズを選択。今回はM6のボルトにします。
lengthは長さ。今回は20mmにします。
threadはねじ切り。Trueにします。
Cura(スライサー)にかけて印刷してみました。
出来ました! 但し、失敗編です。^^;
Curaの基本操作を理解していないので、サポート材を生成しないようにボルトの頭が下になるように反転したのですが、逆ネジになってしまいました。
反転ではなく、回転で回さなければいけなかったですね。
しかしこれで逆ネジが簡単に作れることが分かりました。
ナットも作成。
こちらはそのままでもサポート材は必要なかったので、正ネジで出来ています。
ボルトは間違いに気づいて作り直し^^;
奥が正ネジ、手前が逆ネジです。
精度は見た目でも厳しそうです。
M8サイズぐらいなら入るかな?
M8でも作ってみました。
精度0.2mというのも影響していると思いますが、填まりませんね。
精度だけの問題なのか、遊びが全くありません。
プリントを極めるのも良いのですが、まるむしは実用重視なのでここでタップとダイスを使います。^^;
柔らかい樹脂なので安物でも簡単に山の切り直しできます。
タップとダイスで超滑らかに動くようになりました。
(当たり前か^^ しかし柔らかい樹脂なのでM6以下だと山つぶしてしまうそうです)
調子に乗ってM3印刷して見たらヘボヘボでした。
小さいネジには向きませんね。
樹脂ネジで欲しいのはこのサイズなので残念ですが、山無しで印刷してサイトからタップ&ダイスという手は使えそうですね。
後は木工で作る木ネジのようなサイズ、例えばM30~クラスのものとかも印刷できると楽しそうです。
その場合はさすがにそんな大きなタップやダイスは持っていないので、ちゃんと遊びも設計してから印刷する必要がありますね。
そのうちチャレンジしてみます。
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