3Dプリンタを買ったらとりあえず何か印刷したくなるので、
無料のデータサイトから3Dデータをダウンロードしてみた。
thingiverse ってサイトで、スノーマンのクッキーの型をダウンロードしてみた。
3Dプリンタで印刷するには、このstlファイルをgcodeファイルに変換する必要があります。
この変換するソフトをスライサーというようですね。
3Dデータというのは、CADソフトやモデリングソフトなど用途の異なる3Dデータ×各種ソフトがあって、3Dプリンタも個々に仕様が異なっているため、仮想の立体物の情報を実際のプリンタの動作に変換する必要があるのだ。
プリンタが理解できる言語に変換する翻訳装置と考えてもとりあえずは支障ないだろう。
でスライサー(フリー)にもいろいろあるようで、
Cura
Slic3r
とかあるようだけど、購入したANYCUBIC MEGA-Sには、
付属のSDカードにCuraが入っていたのでこちらを入れることにします。
このCuraというのは、3Dプリンタのメーカーで自社のプリンタ用のスライサーらしいのだが、自社以外のプリンタにも対応しているという事で広く利用されているらしい。
早速インストールしたいところなのだが、
SDカード内のものは、バージョンが古くてプリンタ情報が入っていなかったので、サイトから最新版をダウンロードしていれるのが正解の様だ。
下記から無料でダウンロードできる。
3種のOSに対応しているのはうれしいね。
とりあえずWindows版をダウンロードしてインストールしていきます。
デフォルトでSTLにチェックが付いてますね。
とりあえずデフォルトで進めます。
残念ながら Mega-s の文字は見当たりませんでした。
仕様が同じAnycubic i3 Megaを選びます。
日本語にも対応しているようなので日本語化しましょう。
LanguageをEnglishから日本語に変更します。
変更したら再起動。
日本語になりました。
プリンタは、Anycubic i3 、エレメントの材質は、PLA となってます。
先ほどダウンロードしたクッキーの型を読み込んでみます。
でました^^
このまま印刷すると約4時間かかるらしいです。
使用するエレメントの総重量と長さまで算出されてますね。
単価を入れておくとコスト計算もしてくれるらしいですよ。
プレビューに切り替えると自動でサポート材を追加したイメージを表示してくれます。
立てた状態ではサポート材だらけですね。
今度は2時間ちょっとになりました。
サポート材が不要になったのでエレメントの使用量も減りました。
ここでファイルに保存ボタンを押すとgcodeファイルが保存されます。
出力されたgcodeファイルを中身はこんな感じです。
;FLAVOR:Marlin ;TIME:8201 ;Filament used: 7.90632m ;Layer height: 0.2 ;MINX:64.526 ;MINY:53.116 ;MINZ:0.2 ;MAXX:146.134 ;MAXY:156.8 ;MAXZ:15 ;Generated with Cura_SteamEngine 4.4.0 M140 S60 M105 M190 S60 M104 S200 M105 M109 S200 M82 ;absolute extrusion mode G21 ;metric values G90 ;absolute positioning M82 ;set extruder to absolute mode M107 ;start with the fan off G28 X0 Y0 ;move X/Y to min endstops G28 Z0 ;move Z to min endstops G1 Z15.0 F100 ;move the platform down 15mm G92 E0 ;zero the extruded length G1 F200 E3 ;extrude 3mm of feed stock G92 E0 ;zero the extruded length again G1 F100 G0 Y20 F100 M117 Printing... G5 G92 E0 G92 E0 G1 F2400 E-6 ;LAYER_COUNT:75 ;LAYER:0 M106 S255 M204 S3000 M205 X10 Y10 G1 F600 Z0.275 G0 F3000 X71.771 Y66.44 Z0.275 M204 S1800 M205 X8 Y8 ;TYPE:SKIRT G1 F600 Z0.2 G1 F2400 E0 G1 X72.147 Y66.038 E0.02563 G1 X72.218 Y65.964 E0.03041 G1 X72.785 Y65.377 E0.06841 G1 X72.899 Y65.261 E0.07598 G1 X73.273 Y64.893 E0.10041 G1 X73.328 Y64.84 E0.10397 G1 X73.633 Y64.547 E0.12366 G1 X73.697 Y64.486 E0.12778 G1 X74.246 Y63.973 E0.16277 G1 X74.398 Y63.836 E0.1723 G1 X74.98 Y63.326 E0.20833 G1 X75.106 Y63.218 E0.21606 G1 X75.913 Y62.547 E0.26493 G1 X76.083 Y62.411 E0.27506 G1 X77.175 Y61.564 E0.33941 G1 X77.352 Y61.431 E0.34972 G1 X78.063 Y60.918 E0.39055 G1 X78.227 Y60.804 E0.39985 G1 X78.981 Y60.295 E0.44221 G1 X79.094 Y60.22 E0.44853 : : :
制御パラメータが書かれたプリミティブコードのテキストファイルの様ですね。
ちなみにですが、….
停電などでresume印刷する場合は、このファイルの最後に
G5
を追記する必要があるとマニュアルに書かれていました。
(まだ試していませんが)
RESUMEボタンを押すだけじゃダメなんだ…
こりゃ勘違いする人続出確定だよね?
さてさて、これを印刷すると….
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