先日の記事ではプラットフォームの高さ調整で付属の紙を使わずに(見落としてた^^;)
コピー用紙を使って調整したと書きましたが、結果オーライで上手く印刷できたわけですが、結局自分は何mmの隙間でセッティングしたのか気になったので確認してみました。
計測に使用するのはこれです。
すきまゲージというもので、厚みの異なる金属板が何枚もセットされたものになります。
今回使用したのは、0.03mm~1.00mmの板が数十枚セットされているタイプですね。
ちなみに0.01mm刻みで1mmまで全て揃えると50cm以上の厚みになってしまうので現実的ではないですよね。実際ご覧のようにそんなにはついていません。1枚で測れないサイズは複数枚重ねて使用します。
なので足し算ができない人は使えませんねぇ┐(´ー`)┌
さて本題です。
先日のプリントの際の高さを測ろうとしたらすでに狂っていたので、再度コピー用紙を使って同じ感触の高さに調整してからの計測です。
※結構狂っていたので毎回調整するひつようがあるかも、もし調整ネジが勝手に回っているのなら何らかの対策が必要だな。
しばらく使い込めば安定する可能性もあるのかな?
おいおい検証します。
<ANYCUBIC MEGA-S プラットフォーム×ノズル先端のすきま適正値>
0.1~0.2mm ってことらしいです。
<使用したコピー用紙>
坪量: 66~68g/m2 ぐらいの安物のコピー用紙です。
厚み:0.09mm
※坪量というのは、単位当たりの紙の重さなのですが、
重さ=厚みってことでおおよその目安になっています。
- ノズルに擦れる感触はあるが紙はスムーズに動く状態に調整した場合先日の調整状態ですね。
すきまゲージで計測すると、0.08mmでした。これがタイトルの答えです。
ほぼ正確に紙の厚み通りに調整できているもんなんですね。ちなみにこの時、プラットフォームの中央付近を計測すると0.02mm狭くなっていました。
ほぼ平面と言って問題はないレベルだとは思うのですが、これはプラットフォームの平面性の問題ではなく、実はヘッド側が自重でたわんで下がっているのではないかと考えています。構造を見てもそちらの方が自然な気がします。 - すきまゲージで0.2mmに調整後印刷してみた。
やっぱちょっと開きすぎの様ですね。コピー用紙を通すとスカスカです。
2枚でも行けそうな感じがする。
そりゃそうだ、コピー用紙の厚みは0.09mmなので2枚でも0.18mmだからね。 - すきまゲージで0.15mmに調整後印刷してみた。
今度は綺麗に印刷できていますね。
これらを鑑みるとコピー用紙を使ったざっくりした調整では、
0.10~0.15mmを目指して調整する感じが良さそうです。
<結論>
ではどうやってゲージ無しで調整するのか?
- コピー用紙が軽く擦れる感触で4か所調整。
(ほぼ紙の厚み通り0.09mmに調整できている) - とりあえず一か所、紙の擦れを感じないところまで緩める。
(回した角度を覚えておく) - 残りの三か所も同じ角度分緩める。
これでおおよそ0.10~0.12mmに収まりますので、
不都合ない限りはこの方法で調整することにします。
コメント