長ったらしいタイトルを書いてしまいましたが、
要するに要らなくなったPCから電源だけを取り出して、
スイッチング電源として第2の人生を歩ませようということです。
PC電源はそれ自体にスイッチ付きのものもありますが、AC100Vの給電スイッチなので、ONにするだけではDC出力されません。(ファンも回りません)
単独で作動させるには、スイッチ用の端子をショートしてやる必要があります。(スイッチをONにする)
さて本日の電源はこれです。
コンパクト系のデスクトップから採取したのでこんな形です。
20PINですね。
ATX電源の様です。(同じATXでもバージョンの違いで若干異なる場合もありますが、重要な部分は互換性の問題もあるので共通です)
これがスイッチ端子なので、これをCOM(GND)とショートしてやれば、PCの電源ボタンを押したのと同じ状態になります。
SWの両隣などCOM(黒)はいっぱいあるのでどれでもいいのでショートさせます。7箇所もあります。
ぶっちゃけゼムクリップを伸ばして突っ込んでもいいです。
PCに戻す予定のない電源なので、ジャンパーなどの細工ではなく、
線をカットして細工します。
とりあえずスイッチ端子とCOMをショートさせて、動くかテストします。
....動きました。^^
この電源には、スイッチが無いようなので、先程テストした線にはスイッチを付けることにします。
超ダサいですが、操作性は上々です。
まぁこれしか無かっただけなんだけどね。^^;
さて出力ですが、今回はDC+12Vが欲しいので、
もしDC+5Vが欲しいなら、COM(黒)とこちらの+5V(赤)のどれかを使います。
4か所あるので取り放題ですね。
これで完成です。
ちなみに中の様子です。
不要な線をカットしちゃおうかと思いましたが、部品が邪魔でネジが取れないところがあったので諦めました。^^;
コメント
コレ、自分は常時onで作りました。
スマホ充電用とダイソースピーカーの電源にする5Vが欲しかったからです。
結論としては、スピーカーにノイズが乗ってしまい、お蔵入りです。
基板を外して半田ごてで不要な配線を外す手間をかけたのに、、、。
今は無線機用?の古い12V安定化電源を引っ張り出し、シガープラグ・アダプターを使うことでノイズは出ていません。
スマホの充電もPC電源から直に5Vを使うより、12Vにシガープラグ・アダプターを介した方が余裕があると言うか安定している気がします。(個人の感想)
ノイズ乗っちゃいましたかぁ残念でしたね。
PC電源は、種類にもよりますが、おおよそは12Vラインの電力が大きく取られているので、5Vより安定し易いんでしょうね。
今回のまるむしの場合は、PTCヒーターの電力源として使ったので、ノイズも電圧変動もお構い無しでした。