スズキ スペーシアのクーラントは、LLC(ロングライフクーラント)ってことなんだけど、
確か名前は、スーパーロングライフクーラント(青)だったかな。
スーパーが付くとスペックが変わるのか?と思ったが、耐久性を調べるといわゆるLLCと同じようだ。
純正品は、ストレート(そのまま使用)タイプで2Lで2千円程度。
無論これでもよいのだが、その場合は全量交換はできないので部分交換になってしまう。
スペーシアのクーラント量は、3.5L
ドレンボルトを開放して排出すると約半分が排出される。
ストレートタイプだと、この状態で補充するので約半分は古いクーラントのままだ。
水を循環させてすべて古いクーラントを抜いてしまう方法では、
約半分は水になるのでストレートでは、濃度が薄くなりすぎる。
で2倍に薄めてちょうどいい濃縮タイプ(青)のLLCをネットで探したのだが、
なかなか手ごろなものが見つからず困っていたが、近所のオートバックスに探しに行ったらこれを見つけた。
2Lで2000円ちょっと
ではさっそくですが、作戦としては全量交換でやります。
ラジエーターキャップの開け方は以前の記事を見てね。
キャップは傷んでない気はしますが、調べると毎回交換のようなことが書かれていますね。
ドレンコックと違って後からでも交換可能ですね。今回は用意していません。
フロントから裏側を除いた様子です。
ラジエーター下の白いドレンコックを開いて排出します。
ドレンコックです。
ネットで調べても毎回交換しろっていうのは見かけないんだけど、
交換しなくていいのかな?
まぁ見た感じ大丈夫そうなんだけど….ちなみに交換しません。^^;
リザーブタンクも綺麗にしようと思うのですが、
ホースが邪魔なので外しました。
リザーブタンクです。
これが恐ろしく外し辛いタンクでした。
もうほとんど嫌がらせのような構造ですね。^^;
クーラントチャージャーをセットして水を入れ、
エンジンを掛けて、循環させます。
ヒーター用のラジエーター?にもクーラント液が回っているので、
そちらも循環するように車内のヒーター温度を最大温度にしてヒーターを作動させます。
クーラントチャージャーについて詳しくは前回の記事で…
サーモが作動して循環している様子なら一度水を抜いて再度同じことを繰り返します。
(古いクーラントの濃度を薄くして水に近づけるため)
1回目の循環水の廃液です。
まだまだ青いですね。(推定濃度20%)
2回目です。ほぼ透明(推定濃度10%以下)
まぁこんなもんでいいかな^^;;
※容器は廃オイル受けに使っているものなので、茶色いのは付着した油汚れでクーラントとは無関係です。^^;
2L抜けたわけですから、2L入るはずなので全量投入です。
全て入れば57%の濃度になる予定です。
が0.5Lほど残ってしまいました。
ってことは現在の濃度は50%ですね。
残った原液はリザーブタンクに投入しておきます。
クーラントチャージャー便利ですね。
抜いて差し替えるだけで投入できました。^^
リザーブには原液が入っていますが、本来は本体に入るべき量なので空気が完全に抜ければ空になることでしょう。多分…
予備のクーラント液は買っていないのでリザーブには水を入れることにします。
循環すれば薄くなるでしょうが計算上は、
原液:2L
水 :2L(1.5L+0.5L)
ってことなのでちょうど濃度50%になるはずなのでOKでしょう。
洗浄に使った水も含めてペール缶に半分ほどの廃液ができてしまいました。
そのまま捨てることはできないので処分方法を考えないとね。
<追記>
文中、0.5Lと書いていましたが、0.3Lが正解ですので訂正します。
というのも、
その後街中を軽く流したのですが空気はほとんど抜けなかったのですが、
数日後改めて確認するとリザーブタンクが空になっていました。
どうやら完全に空気が抜けたようですね。
案外すぐには抜けないものなんだなぁ。その間普通に走ったけど大丈夫だったのかな^^;
まぁともかく完全に抜けたので当初の計画通り水をリザーブタンクに補充しました。
投入した量は0.3LでFULLになったので、リザーブタンクの容量は、0.3Lってことです。
これで濃度は、53%だ。
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