扇風機が動かないので見てくれと頼まれた。
チェックするとどうやらリモコンが壊れているようなのだ。
使いすぎでボタン部分が剥がれていますね。
リモコンの故障といえば大抵は、電池端子の汚れや腐食による接触不良。
後はスイッチの接触不良がほとんどで回路自体の故障はあまり見たことが無いです。
とりあえず、症状の特定のため電池を交換して動作テスト。
テストはデジタルカメラを通して見ると赤外線の発光が見えるのでスマホのカメラを使って確認。
全く光らない。
分解します。
ネジなどは無く。どこから開けるのか悩みましたがココからでした。
上からだと簡単に開きました。
中身はこんな感じ。
難しい事する回路はICの中に丸ごと収まっています。
電池からは電圧が出ているので乾電池の接触不良ではありませんでした。
スイッチを押しても、LEDまで来ていないようなので、スイッチ又は回路のどこかですね。
スイッチ単体の動作確認をすると導通しませんでした。
どうやらスイッチの不良の様です。
同じ部品をジャンク箱から探しましたが、残念ながら一番近いものがこれでした。^^;
移植しましたがちょっと長いですね。
スイッチ側の長さを調整するのがスジですが、そのうちカバー側がちぎれそうな雰囲気なので、カバー側の出っ張りをカットしました。
スイッチ側が長ければむき出しになっても押せるだろうという考えですね。
※右の黒いところですが間違えてカットしてしまい、溶着剤とプラリペアで修復した後です。^^;;;;
てなわけで運転、連続風、リズム風の3つが不良だったので交換しました。
見た目は酷いですが、とりあえず機能は回復したので成功ですね。^^
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