とある装置の温度制御がうまくいかなくなった。
ヒーターで温度を上げるのだが、ある程度から上げることができなくなった。
TTM-004は、多機能な温度制御兼温度表示のモジュールなのだが、
1.5万前後と高価なことと、装置に埋め込んで使用するように背面は基盤端子の状態になっているので、配線したい場合はメス端子側の箱が必要だ。
そんな訳でほいほいと新しく買う訳にもいかないのだ。
とりあえず分解ですが、背面カバーを取るだけなので省略。
基盤は2枚構成でした。
一見作動しているのに温度が上がらないのはリレー系の不良の可能性が高いだろうと予想が立つ。
こちら側にリレーが載っている。多分これだろう。
特定のためにリレーを外して、テスト通電させるとやはりりれの動作不良でした。
使用しているリレーは、TAKAMISAWA JV5S-KT でした。
リレーの規格を見るとよくある感じなので簡単に手に入るだろうと思ったがこれがなかなか売ってない。^^;
仕方なく規格だけ合わせて脚の配置が違うものを無理やり付けたが、その後売っているところを発見!
Chip1stop という、法人向けの電子部品サイトです。
メーカーがFujitsuで型番が、JV-5S-KT てなってますが同じものでした。
1個200円弱ですが、必要なのは1個ですが、最低注文個数の5個と送料で約2000円となりました。
まぁその後も定期的にリレーが壊れるので予備があって正解でした。
このTTM-004は複数個あるのですが、すべて故障の原因箇所はリレーです。
1個1.5万の装置が、200円で修理できちゃいました。
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