Pycharm日本語化と日本語化失敗のリカバリー方法 pycharm64.vmoptionsファイルの在処 Python Ubuntu Linux , Windows

Pythonメモ

Pycharmというのは、Pythonのエディター(開発環境)でバッキング機能など充実しており人気も高い。

PyCharm: the Python IDE for data science and web development
The Python IDE for data science and web development with intelligent code completion, on-the-fly error checking, quick-fixes, and much more.

機能は限定されるが無料版もあるので利用している人も多いだろう。
ちょっと残念なのが日本語に対応していないことだろう。
そこでまず日本語化の方法だ。

Pycharmはubuntuを使っているなら「ソフトウェア」からもインストールできる。
ubuntu自体はあまり好みではないのだが、こういうところは非常に使い勝手が良い。人気があるのも理解はできる^^;

一応説明の前提として、環境はLinux OSはUbuntuとしておきます。もし相違ある点が出てきたら、勝手に読み替えてください。^^;
補足的に重要箇所は、Windows環境用も書いておきます。

Pycharm日本語化

作業は2つだけです。
・プラグインをダウンロード
・設定ファイルに追記

日本語化には、Pleiades プラグインをつかいます。

他にも方法があるようだが、まるむしはこのPleiadesを利用させてもらってます。

http://mergedoc.osdn.jp

こちらのページにある「Pleiades プラグイン・ダウンロード」というところから
該当するOSのファイルをダウンロードします。

執筆時点のLinux用のファイルは、pleiades.zip というファイル名でした。

解凍後、pluginsフォルダーを適当な場所にコピーします。(他のフォルダは必要ありません)
まるむしは、「/home/marumusi/」にコピーしています。

Pycharmの設定ファイル(pycharm64.vmoptions)に以下の2行を追記します。

/home/marumusi/の部分は、自分がコピーした場所に置き換えてね。
Windowsなら「ドキュメント」(C:\Users\marumusi\Documents)とか

-Xverify:none
-javaagent:/home/marumusi/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

Windowsなら
-Xverify:none
-javaagent:C:\Users\marumusi\Documents\plugins\jp.sourceforge.mergedoc.pleiades\pleiades.jar

でこのファイルに追記する具体的な方法ですが、

初めて起動したときはこんな画面が出ると思うので、矢印の部分をクリック。


Edit CustomVM Option…」をクリックすると、pycharm64.vmoptionsが編集できます。

もしいきなり作業画面が表示される状態なら、


「Help」/「Edit CustomVM Option…」からもpycharm64.vmoptionsが編集できます。

こんな感じに追記します。
これで完了なので、Pycharmを再起動すれば日本化されています。


こんな感じです。
ばっちり日本語化されていますね。すばらしい!!
ほんと助かります。^^

Pycharm日本語化失敗のリカバリー方法

Pycharmの日本語化でまるむしがよくやってしまうのがタイプミス。
ミスってたら訂正すればいいや。。。で適当に再起動するとこれが面倒の始まり。

タイプミスして内部エラーを起こすとPycharmが起動しなくなるため、pycharm64.vmoptionsファイルの編集すら出来なくなってしまいます。

困ったときは再インストール!

なんて考えてもダメです^^ 設定ファイルは残り続けるのでやっぱり起動できません!

じゃぁどうするかということですよね。
pycharm64.vmoptionsを探して、直接エディタで編集すればいいんです。

なんだ普通だなぁと思うかもしれませんが、いざ探してみると簡単には見つからないのですよ。
なぜかというとPycharmフォルダー自体が隠しファイルになっているからです。

という訳で、隠しファイルの場所は、


ここにありました!^^

/home/marumusi/.PyCharmCE2019.2/config/

(もちろんmarumusiの部分やバージョン番号などは人それぞれね^^)

隠しファイルが見れない場合は、とりあえずlsコマンドで確認ね。

ls -a -l

編集するエディタは何でもいいけど、コマンドラインからなら

gedit pycharm64.vmoptions

こんな感じでgeditか何かで編集しちゃいましょう。

ちなみに上で隠しファイルを表示しているツールは、「Thunar ファイルマネージャー」というものです。ツリー表示できるので使ってます。^^

Thunar - Wikipedia

「PCManFM」でもOK。

Windowsの場合場合は、
C:\Users\marumusi\AppData\Roaming\JetBrains\PyCharmCE2020.1
ここにありましたよ^^

コメント

  1. ことはる より:

    まるむしさんのおかげで本当に助かりました!
    Winowsユーザーなので、最後の3行に救われました!
    ネットで探しても探しても適した内容が無かったので、本当に感謝しております!
    ありがとうございました!!

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