さてさていよいよタイヤの交換なのですが、
激安タイヤチェンジャーの使い勝手が悪そうなのでいろいろと小改造を加えながら使ってみました。
残念ながら敷地内に、コンクリートで適当な広さがあってアンカーを入れても邪魔にならないという都合の良い場所がなかったので、急遽余りものの12mmのコンパネに固定しました。
出来れば24mmほど欲しいところですがこれしかなかったので。
力を入れると板がしなって安定しません。
裏から10mmのボルトを通しているだけです。
こういう時土の地面は便利ですね。ボルトの頭が裏に飛び出していますが吸収してくれます。
ガタつきなく設置できました。
タイヤの固定方法がなんだか使いにくそうだったので、
ねじ止めできるように改造しました。
作っている様子は次回にでも紹介します。
こんな感じで固定できるようにしました。
これはなかなか使いやすいですよ。
そろそろ作業に取り掛かりましょう。
ビードを落とします。
おおぉこりゃ簡単だわ。 これだけでも買った価値があったわ。
モノタロウで買ったビードクリームです。
たっぷり入ってます。
よく見ると黒いゴミが表面にいっぱい付いてました。
どうせ汚れるので問題はないのですが、きっと埃っぽい生産現場なんでしょうね。
バールを突っ込んでビードを起こし、付属の長いバールを突っ込みます。
中央のポールを支点に回転すればいい訳ですが、…….か固い!
ビードクリーム塗っても固すぎます。
多分リムガードの厚みなんかも影響してそうです。
かといって無しだと確実に傷がつきます。
ってことでちょっと改造。
良い感じに滑りました。^^
1本外しましたがダメージはこの程度なので使えそうです。
折角なので竿カバーも試してみます。
こりゃ駄目だ。
結構丈夫なんだけど、粘りが無いので割れるように裂けてしまいました。
最初のすべるシートのみで完成とします。
填め作業には反対側を使います。
どの向きに使うのかよく分からなかったのですが、どうやらこの向きが正解の様です。
こちらにもリムにあたる部分にすべるシートを貼ってみましたが、シートの厚みだけで上手く填まらなくなってしまいました。
シートの厚み分(2mmほど)削って高さ調整すればいいかもね。
ちょっと良い方法を思いつかなかったので今回はこのままです。
でも傷はつかなかったからこのままでもいいかな^^;
ちょっと磨いて滑らかにするぐらいでいいかも。
ちなみにこれで追い込めたのは、3/4ぐらいが限界だったので、残りは40cmほどのバールを2本使って少しずつ追い込みました。
もともとタイヤを固定する目的だと思うので、ねじ止め式にすれば不要かなと思っていた十字の金具ですが、こうやってバールの支点にもなって作業しやすくなっており事が分かったのでこれは残しておきます。
要らないのはこちらですね。
十字の金具を固定する働きをしますが、それ以外の効果は無いように思います。
不良品で手で回らないのでなおさら要らないです。
今回はバルブも交換するので、古いバルブは根元のゴムの所をカットして外します。
バルブを填めるには、専用の工具が無いと大変なのですが、
要はてこの原理で引っ張ればいい訳なのでちょちょっとその辺にあるもので作ってみました。
作り方はまた次回にでも紹介します。
自作の工具をセットして、くいっと引っ張るとあっさり填まりました。
良い感じですね。
試しにテコではなく、自作工具を握って少し揺らしながら引っ張ってみるとそれでも簡単に填まりました。
要するに引っ張る際に持つところがあれば力はさほど必要ないってことですね。
バランスは変わってしまうので古いのは外します。
この手のウェイトはペンチでつかんでも外せないので、マイナスドライバーとハンマーを使ってスライドさせるように抜き取ります。
こちらは粘着なのでマイナスドライバーで少しずつ剥がします。
傷が心配なら接着剤剥がしやガソリンなどの溶剤で柔らかくしてから樹脂製のへらで剥がすといいですね。
まるむしは、見ての通りの汚れっぷりなので気にせずドライバーで剥がしました。
てな感じで話は前後してますが、最後にビード上げですね。
今回のタイヤは形がきれいなので位置を微調整するだけで、コンプレッサーからエアーを送ってビード上げできました。
以前スクーターのタイヤでどうしてもビードが上がらなかった時に、
ガスに点火してビードを上げたこともありますが、あれはかなり危ないので極力やらない方がいいですね。
1本目は改造しながらというのもありますが1日掛かってしまいました。
でも残りの3本は翌日の午前中に終わってしまったので、何年後か分かりませんが次はもたつくことなく出来そうです。
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