まるむし嫁が最近買ってきて使っていた泡だて器です。
鍋のテフロンコーティングに傷がつかないので便利なのだそうです。
すでに原型を留めていませんが特徴があるのでお店で現物を見れば、ああこれかとすぐにわかると思います。
ワイヤーの先端は固定のための加工などはなくただの針金です。
黄色いのはシリコンチューブですね。
なんでこんな姿になったのかというと….
使っているうちにポコポコと抜け始めたそうです。^^;
それで残りも引っ張ってみたら綺麗さっぱり….
買ったばかりなので直る? ってことでした。
金属はカバーで実際は樹脂キャップのようなものに泡だて器のワイヤーを突っ込んで、内部から接着剤で固定されていただけの様です。
強く引っ張れば抜けそうですが、うちのは非常に硬く簡単には取れそうもないのでとりあえずこのままにします。
後ろ側も単なるキャップですね。こちらは簡単に抜けてしまいました。
内部は空洞です。
内側からエポキシ接着剤で固めてしまえばまたしばらくは使えそうですが、
ここでちょっとまずい点がありますね。
うちでは使ったらそのまま洗い流すのでさほど問題にはなりませんが、
洗い桶に浸けてしまう場合はかなり不衛生な構造です。
使い終わった泡だて器を洗い桶に放り込むと、収縮する空気の負圧と水圧で筒の中に洗い桶の水が吸い込まれるかもしれません。
筒は簡単な密封状態ですから常温で乾燥することは無いので内部で雑菌が繁殖します。
その後加熱調理で使用すると今度は持ち手が暖められて、膨張した空気によって雑菌水が噴出してくる可能性があるかと思います。
吹き出すとすればワイヤーの付け根の当たりですから、気が付かないうちに雑菌水がかき回している食品の中に…..^^;
あくまで可能性の話ですがちょっと怖いですね。
調理器具は詳しくありませんが、ちゃんとした器具なら完全に密封しているか、内部に侵入した水が抜けやすい構造になっているんじゃないでしょうかね?
買ってはいけない100均の泡だて器でした。
ちなみに今回は修理せず破棄しました。
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