ビルトインガスコンロを交換してみた(練習)

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ビルトインガスコンロは数十万となかなか高価なものなのだが、付加機能を望まなければ数万円で手に入る。amazonや楽天でも販売されているよね。

これなんかは、24800円で買えちゃいます。

もし交換するとどんな工事なのかちょっと気になって交換の練習をしてみます。^^;

ビルトインガスコンロの交換は、専門の資格が必要だそうです。
使用する部材や器具の選定にも知識が必要ですので、浅い知識で手を出すのは危険だそうです。
微量のガス漏れでも蓄積してガス爆発に繋がるかもしれません。
工事料金はすごく高いですが技術料という事で諦めましょう。

ゴムホースで接続するテーブルタイプのガスコンロは資格が必要ないそうで、元栓が外出しなので使用後は必ず閉めるというのが大義名分なのでしょうか。なんとも心許無いゴムホースがなぜ無資格OKなのかはさて置きちょっと練習してみます。^^


こちらのくたびれたビルトインコンロが練習台です。
火力調整ができなくなっています。
部品が手に入れば修理可能な症状なのですが、部品の販売はしてもらえないので丸ごと交換することになります。


底面から見ると配管はこんな感じですね。
これはLPG(プロパンガス)の場合の配管です。
ジャバラの配管だと都市ガスらしいです。ガスの種類で配管が異なるので注意ですね。ちなみにジャバラホースは毎回交換になるそうです。

ガスの種類は、大きくプロパンガスと都市ガスがありますが同じ都市ガスでも地域(供給ガス会社)によってカロリーが異なります。
配管は同じかと思いますが、ガスコンロの仕様が異なるので、購入の際は使用する地域のガスカロリーの事前調査が必要になります。
間違ったカロリーのコンロを使用するとかなりまずいことになりますので絶対に使用しない事。
また引っ越しなのでカロリーが変わった場合、基本買い替えになると考えた方が良いです。カロリーの変換も可能な場合がありますがかなりの高額になるようです。

先に進みましょう。


元栓をまず閉めて、ナットはコンロ側を外します。
シール材でがっちり止まっているのかかなり堅かったです。


コンロ側です。
丸ニップルが残ってます。

六角ニップルなら簡単に回せるのですがこれはちょっと厄介です。

安いものなので交換品を事前に用意しているなら無理に外す必要はありませんね。 でも道具があるのでやります^^
曲線アゴのロッキングプライヤーでロックして回します。

取れました。

ここから古いビルトインガスコンロの抜き取り作業になります。


トップがねじ止めされているので探して外していきます。


4隅に固定用のネジがあるので緩めます。

写真を撮り忘れましたが、前面左右に隙間を埋めるスペーサーが挟まっているのでなるべく取り除いていきます。
なるべくというのは、本当は取れた状態が作業しやすいのですが、ツメで止まっていて外せないかもしれないという事なのです。

後ろから持ち上げるようにして取り出します。

スペーサーが取れなかった場合は、この時少しずらした状態の時に外します。残った状態だと多分引っ掛かって取り出せません。


新しいビルトインガスコンロを投入。
外周のゴムが折れ曲がっているはずなので整えます。


4隅のネジを回してぐらつかないように軽く固定します。
いくらでも回ってしまうので回しすぎないように。
本体が変形してしまいますから。

いよいよ配管ですがシール材が必要です。

空気、水の場合ならシールテープを使用しますが、

特殊な液体や気体の場合はそれに適したシール材を使う必要があります。
ガスの場合は、ヘルメシールという商品がメジャーなようです。


ドロッとした液体のシール材で硬化後も弾性を保つシールだそうです。
残念ながら小さい缶は無いようなので購入すると大量に余ってしまいます。

新しい商品の様ですがスッティクタイプも見つかりました。

 

ヘルメシール№G-1スティック
使いやすいようでなかなか好評のようです。
値段も安いのですが、今現在唯一ネット販売しているこのお店は送料がかかってしまいます。しかしそれでも液体タイプよりは安いのでこれを使ってみようかと思います。


大きめのスティックのりぐらいですね。


パテっぽいネバネバ。


こすり上げるようにしてネジの溝にまんべんなく….

詳しい塗り方はメーカーサイトの商品情報に記載されています。

日本ヘルメチックス株式会社|ヘルメシールG-1スティック
日本ヘルメチックス株式会社は、液状ガスケットの総合メーカーとして、水道用配管、ガス配管、空調衛生配管、電気配管等あらゆる配管工事や、建設、造船、機械、自動車等の産業用シール剤:ヘルメシールの製造、販売を行っています。


っで装着。
シールを指で綺麗にならして密着させておきましょう。

工事自体はこれで終わりで、メインコックを開けるのですがガス漏れが無いかチェックしなければいけません。


これはエアーの配管でたまに使っているリークチェックのスプレーです。
漏れがあると泡が出て見つけやすいというものです。
持っていなければ石鹸水を使っていたと思いますが、今回はこれを使用しました。一応使用後は洗い流せと書いてありますが多分シール材などを侵食しにくい成分なんでしょう。(推測^^;)

漏れはなかったのですが、念のためまる1日コンロ下にガス警報器を放り込んでダメ押しのガス漏れチェックをして完了。
ここまですれば安心でしょう。

と思うのですがどうでしょう?
これ今回のビルトインコンロの交換練習は終了です。^^

今回、交換練習に使用したのはリンナイのビルトインガスコンロ(プロパン用) RB32AM4H2S-BW-LPG でした。
お値段は、25,163円也。

 

 

 

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