激安 DC 12Vサーモスタットサーモスタット温度熱センサスイッチ-50~110℃ を手に入れたので軽くレビューしてみる

買ってみたのでレビュー

激安 DC 12Vサーモスタットサーモスタット温度熱センサスイッチ-50~110℃ を手に入れたので軽くレビューしてみる。

P1070328_R

届いたのはこちらamazonから購入しました。
値段は370円ほど。激安。もちろん中国製。
中国からの直送なので手元に届くまで2~3週間かかります。

でこれは何をするものかというと、設定温度以上(以下)になると電気製品のスイッチを入れることが出来る代物です。
価格が安いのでいろいろなところで使えそうですね。

さて物が届いたので軽くレビューします。
なんせ説明書が中国語のみなので覚書の意味でも少し詳しく書き残しておこうと思います。
P1070329_R

開封しました。
熱電対のコードが巻き付けられていますね。
長さを測ると約47cmでした。

P1070330_R

大きさは5cm×4cm以内です。
後で取説を載せますが、端子は左2つが制御するリレースイッチです。
右の2つが電源で12V動作の様です。

P1070331_R

裏側はパターンのみですね。

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上が設定表のようです。
左からパラメーター番号、説明、設定値、初期値ですね。
下が配線図

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裏面です。
スペック、使用方法、表示の見方、操作方法などが書かれているようです。
センサー部は一応防水のようなので液体もOKですね。
リレーは20A(使用は10Aまで)、耐圧は125VACなので消費電力がほどほどな家電はそのまま制御できます。
消費電力の大きなヒーターなどを制御するならもう一段リレーを入れるか、リレーそのものを交換改造ですかね。

基本スペックはスペック表を見てください。
中国語は判りませんがなんとなく意味は解ります。^^;

まだ本格的には使っていませんが、設定方法など忘れないうちにメモっておきたいと思います。

P1070332_R

DC12Vを繋ぐと現在の温度が表示されました。
常時現在温度が表示されます。

ボタンは、左からSET、+、- です。

SETを1回押すと表示が点滅し動作温度の設定モードになります。
+、-で作動させたい温度を設定します。

SETボタンを5秒長押しするとパラメータ設定モードに入ります。

P1070333_R
表示はP0

C:Coldの略でしょうか。設定温度以上になるとリレーがONになります。
H:Hotの略でしょうか。設定温度以下になるとリレーがONになります。

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もう一度SETを押すと現在の設定値が表示されます。
初期値のCが表示されました。
+、-で設定値を変更できます。
ちょっと押してみましょう。
P1070336_R
Hに変りましたね。
設定が終わったらSETを押してP0の表示に戻ります。
P1070333_R
+を押して次のパラメータに移ります。(-なら逆回り)

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表示はP1

ヒステリシスのようですね。
作動温度のしいき値を設定するようです。
しいき値が0の場合、ちょっと温度が上下するだけで短時間にON/OFFを繰り返し機器に負荷をかけてしまう場合などに、反応温度に一定の幅を持たせるために設定します。
たとえば、動作温度を30℃とした場合、ヒステリシスが2℃とすると、32℃で冷却ファンが作動し、30℃まで下がるとファンが停止するという動きになります。

SETをもう一度押して初期値を見てみましょう。
P1070339_R

2.0℃の温度差になっていますね。

以降操作方法は同じなので省略します。

P1070340_R
表示はP2

設定可能温度の上限です。
これ以上の高温は設定できなくなります。

P1070341_R
初期値は、110℃

P1070342_R
表示はP3

設定可能温度の下限です。
これ以下の温度は設定できなくなります。

P1070343_R

初期値は、-50℃

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表示はP4

温度校正です。
ずれている場合はここで校正できるようです。
-7.0~7.0の範囲で校正できます。

P1070345_R
初期値は、+-0℃

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表示はP5

反応の遅延を設定できるようです。
0~10分の範囲で調整できます。
設定が1分だとすると、反応温度になってから1分後にリレーONになるという動きですね。

P1070347_R
初期値は遅延0分です。

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表示はP6

高温警報?
動作確認です。確認できたら追記します。
ON、OFFの設定があり、ONにした後SETを押すと設定温度を+、-で設定できます。
他のパラメーターより1プロセス多いですね。

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初期値はOFFです。

なお10秒間放置すると通常表示に自動的に復帰します。
またリレーが作動すると、動作音(カチッ)が聞こえると思いますが、
同時に表示の右横のLEDが点灯します。

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リレーONの様子。

とりあえずP0、P1が正しく設定できれば大半の用途に支障はなさそうですね。
温度センサーの反応も良く、なかなか使えるやつです。^^

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コメント

  1. yuki より:

    私も購入者です。値段につられてサーもスイッチなら使うこともあるだろうと衝動買いです。説明書も何もなくて、とりあえず使い方をネット検索したらこのページに来ました。
    詳しく説明がなされていて感謝です。ありがとうございました。
    この記事以外にもいろいろと面白そうですね。年代も近そうだし、これからも参考にさせて いただきますので よろしくお願いいたします。

  2. ぼぼ より:

    こんにちは。
    ペルチェ素子でPS3のCPU,GPUを冷やしてみたいんですが、このサーモスタットとペルチェ素子とACアダプタでできるのでしょうか?
    室温程度の温度になればいいと考えています。電気知識ほとんどないんですが、手取り足取り教えていただけると幸いです。

  3. まるむし より:

    こんにちは、まるむしです。
    ペルチェで冷却ですか。。。PS3の基盤レイアウトは良く知りませんが、カバーをぶち抜いて改造ってことですかね。
    サーモを使うのは、温度が一定以上に上昇すればペルチェに通電させたいのかな?
    でもそれはちょっと問題があるかもしれない。
    配置は、GPU/ペルチェ/放熱板の配置になると思うけど、通電してない時ペルチェが邪魔で、GPU-放熱板の時ほど放熱がスムーズいかないのでGPUの温度が一気に上がってしまうと思うぞ。
    だから結局は連続通電することになるのかな。 だからサーモでペルチェのON/OFF管理はしないほうがいいね。
    やるなら温度をモニタしてペルチェの通電量(もしくは電圧)を調整できる仕組みを考えた方がいいかもね。
    ACアダプタは、スペック不明だけどノートPC用とかの出力が大きいものならある程度いけると思う。
    但し、ペルチェはフルパワーで通電すればそのだけ冷えるというものでもなくて、あくまで熱移動させるだけなので放熱板からどれだけ効率よく放熱できるかが重要になってくる。
    放熱が中途半端なままフルパワーで電気を流すとどうなるかというと、自身の発熱と素子周辺で熱移動がループして、素子が一気に過熱してメルトダウンしてしまう。
    実際壊れるところまでいかなくても、冷却面まで熱くなってしまうことは実験するとすぐにわかる。
    ってことで結構調整が面倒なんです。
    簡単にするには、放熱はしっかりしやったうえで、電圧を少しずつ上げながら一番効率よく冷えるところを探るしかないのかなと思います。(電流制御でも良いけどコストと難度の問題で電圧がオススメ)

    質問者さんのスキルを考えると、大型CPUクーラーを付けて、サーモで冷却ファンのON/OFFをコントロールするってのが簡単でスマートだと思います。
    頑張ってください。

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