小型デジタル電圧計を100均のレジンで防水仕様にしてみた

100均マニア 使える?

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amazonで注文してあった小型のデジタル電圧計です。
ジップバックに入れて防水。ってオチでは無いですよ。
これを100均のUVレジンで固めます。

価格は送料込みで400円程度
電源直の仕様なので取り扱いがとってもシンプルです。

実はスクーターのヘッドライトをHID仕様にしているためバッテリーに負荷がかかりやすいのです。
いろいろと手を加えてあるのだが、バッテリー電圧の状態をモニターしたくて購入しておいたものだ。

しかし基盤むき出しでは雨に濡れるとアウトな訳で非常に悩ましい。
そこで以前より気になっていた100円ショップのレジン(紫外線硬化樹脂)のテストを兼ねて防水してみる事にする。

とりあえず今回はまるごと樹脂で固めてしまえ!
ってパターンでいってみます。

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型をどうしようか悩みましたが、粘土が剥離性も良いようなので油粘土も100均で調達してみました。

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凹みを作る木型です。

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結構雑いです。^^;

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セリアのレジンですね。 ハードタイプとソフトタイプがあります。 ピンボケですが4gですね。
ちなみにダイソーは1種類でした。 ハードかソフトかわからなかったので明記されているこちらを今回は使います。
両店のレジンの比較はまた機会があればということで。

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こんな感じに放り込んで樹脂で固めてみたいと思います。
お気づきでしょうが仕上がりの見た目はあまり気にしていません。^^; 防水さえ出来ていればとりあえずOKのつもりでやってます。

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とりあえず半分ほど流し込んで様子を観察です。

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サンプルに横に垂らしておいた滴は1分も経たないうちに硬化してしまいました。
予想以上に速い硬化です。すばらしい。
しかしちょっと陰になると硬化しないようですね。直射日光が当たらないと一気に効果速度が落ちるようです。
基盤の裏側などは固まっていないかもしれません。

今回のように影ができるものの場合は、表裏の2回に分けて流し込むか、
透過性の高い型を用意するか、もしくは素直にエポキシ系の樹脂で化学反応させた方が良いのかもしれませんね。

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角度を変えてなるべく光を裏に回り込ませた後に、残り半分の上まで樹脂で満たします。
とここで多忙なまるむしは外出してしまいます。^^;;;
戻ると夜になっており、そのまま翌週に持ち越し。

1週飛んで作業再開なのですが、さすがに固まっているだろう…思ったら。 ケーブルの隙間から漏れてました。

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粘土から取り出してみると空洞が!
とほほですね。 時間に余裕のある時にやるべきでした。

しょうがないので日向でダイレクトに垂らしながら硬化させます。
直射日光下なら数十秒で垂が止まることは実験済みなので大丈夫でしょう。

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何とか四角い形に固められました。
汚いですがこの後研磨するので大丈夫です。

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表面の様子です。
表面付近に気泡の跡が見られます。
自然に割れて消えるのかと思っていたのですが、粘度が高いため積極的に抜いてやらないとアバタが残るようですね。
これまた失敗です。
いろいろと学びました。

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サンドペーパーでラフに形を整えていきます。

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大体で良いのでこのへんで良しとします。

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磨きを掛けて表示パネルを透明にします。
サイドは擦りガラス状のままの残します。
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表面も少し研磨を掛けたのでアバタがますます目立つことになってしまいました。
気泡は絶対に取り除けってことですね。
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底面をもう少し整えて完成とします。

今回は質感や硬度を確かめるための実験のようなものでしたが、
透明度も高くしっかり固まるので丁寧に作業すればガラスのように綺麗に仕上げることも可能に思えました。
なかなか使えますねぇ。 ちょっと高いですけどねぇ^^;
ちなみに今回レジンは3本使いました。 流れ出た分があるので差し引くと2本半ってところでしょうかね。

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