National 石油給湯器 OW-3MB3Z の給湯が暫く運転すると停止してしまうらしい。
94年制だ。 実に20年もトラブル知らずで動いていたようだが、
さすがに老朽化か?
こちらの機種の操作盤はシンプルで液晶などの情報表示がないが、
エラーで停止した際にランプの点滅である程度のエラーの判定ができるのだ。
様子を観察してみると、通電後給湯を開始すると一旦は作動するのだが、
1~2分で停止してしまう、停止後ランプを見ると5回点滅を繰り返しているようだ。
とりあえずエラーメッセージの意味を調べたいところだ。
取説が残っていればよいのだが、残っていない。
こういう時はメーカーサイトからダウンロードするのが定石なのだが、
古すぎるためか出てこない。
個人で情報を提供しているサイトも探してみたが、残念ながらどこにも見当たらなかった。
しょうがないので直接調べてみようかな。
前面パネルを開けた様子です。
目視で異常が無いか確認しますが、漏れや破損などは無いようだ。
この状態で再度作動させ異音や異臭などが無いかチェックしてみます。
スイッチを入れるとファンが回りだし、燃焼が始まりますが煙が多いようでした。
燃料のジェットノズル?へのカーボンの付着が原因か?
送風不足の不完全燃焼か?
正常時の様子を見たことが無いので何ともわかり難いが、
観察を続けるとどうもファンの音が不安定な気がする。
原因を特定しかねているとパネルの裏に情報が!^^
同じ機種を自分で修理しようとする人が何人いるのか疑問ですが、
ネット上に情報が見当たらなかったのでここで公開しておきます。
エラーパターン表もありますね。
今回のエラーは5回点滅ですから、送風ファン異常です。
やはりファンがまずかったんですね。 ベアリングがへたっているようです。
National EHOCM164P45
4P 45W DC140V のシロッコファンです。
交換できれば復活ですが、同じファンを見つけるのは難しいでしょうね。
色々と探してみましたが見つけられませんでした。
残念ながら今回は復活ならずでした。
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