低スペックPC向けにXpからの乗り換えよう軽量Linuxディストリビューションを選定中なのだが、
その前に、比較的ハイスペックなPCには、Ubuntu14.04 LTS (64bit)を導入している。
そのマシンに Microsoft の Office2000 を入れてみた。
代替OfficeとしてLibreOfficeなども使うのだが、
マクロが動かない問題は回避できないため、そうしてもOffice2000が必要なのだ。
Windows系ソフトをLinux上で動かすためのソフトの代表にwineと言うものがあるのだが、
これを使ってインストールしてみた。
インストール方法は基本的に簡単で、SETUP.EXEなどインストーラを起動すればそれでよい。
後の問題はwineがやってくれるのだ。
ところが、Office2000のsetup.exeを実行するとエラーが発生した。
「互換性のないバージョンのOLEAUTO32.DLLが検出されました。」
ってことだ。どうやらWINEが用意したDLLが気に入らないようだ。
この手の問題は、オリジナルのDLLに差し替えれば解決する場合が多い。
Office2000のマスターディスク内にも存在するが、
まるむしは、以前Office2000を導入していたWIndowsXp機があるのでそちらから持ってきた。
場所は、c:\windows\system32\oleauto32.dll
これを /home/marumusi/.wine/dosdevices/c:/windows/system32
(marumusiの部分はユーザー名ね)
に上書きコピーをすれば大丈夫なはずだ。
ところが相変わらずエラーがでる。
フォルダーを見るとWindowsXp(32bit)では見慣れないフォルダーを発見。
/home/marumusi/.wine/dosdevices/c:/windows/syswow64
(marumusiの部分はユーザー名ね)
中身はsystem32と似た構成。
おお、考えてみればsystem32は32bitようのフォルダ。
今は64bit環境だからこちらなのか?
勝手に納得してこちらにコピー^^
んで、改めてSETUP.EXEを実行すると、無事セットアップが実行されました。
ってことで、
/home/marumusi/.wine/dosdevices/c:/windows/syswow64
(marumusiの部分はユーザー名ね)
こちらにネイティブなoleauto32.dllをコピー(上書き)すればOKです。^^
補足:マクロ…動きませんでした(T^T)
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