プローブ付きの温度計やマルチメーターの温度計などを持ってはいるが、
計測物に接触させなければ測れないため非常に面倒だ。
そもそもPC内部の一部の温度であったり、液体であったり、100度を超える高温であった場合などはどうしようもない。
そんな問題を解決するのが、非接触型の温度計だ。
買ってみました。^^
AC530【-32℃~+530℃】非接触式温度計 です。
中華製に有りがちですが、本体に結構擦り傷がついていました。
新品に見えないぞ!^^;
操作パネル部分ですね。
計測方法は簡単で測りたいものに向かってトリガーを引くだけです。
計測にかかる時間は、他の温度計と違い一瞬なのでトリガーを引くと同時に温度がわかるという感じです。
数メートル離れた状態でも計測できますが、計測対象範囲も比例して広範囲になるので注意が必要です。
レーザーポインタが当たっているところがピンポイントで計測できる訳では有りませんので勘違いの無い様に。
イメージとしては、スポットライトで照らすと近距離だと小さな円でも遠距離だと大きな円になりますね。
その円の範囲内の平均温度を計測すると言う感じですね。
この温度計の場合は、測定距離比率(D:S):12:1だそうです。
またこの温度計は、赤外線温度計とも言われ反射する赤外線の量を計測しているそうです。
ということで対象物によって放射率が違うため、正しく計測するためには対象物によって放射率の設定を変更する必要があります。
初期値は0.95でした。
例えば水、肉、魚、パン、野菜なら0.98のようですので、キッチンで利用するなら0.98がぴったりですね。
金属類は結構バラつきがあります。鉄なら0.85、銅は0.80、真鍮は0.60でした。
面倒ですね。でもまぁざっくりと身の回りにあるものは初期値の0.95でいいんじゃないんでしょうかね。^^;
ファンクションのボタンで設定を変更するのも面倒だいし、少なくともまるむしは手で触れないような高温の計測に使うつもりなのでザックリでいいかな。
※今回購入したのは、Max 530℃までいけるそうです。ホントかな?
ガンの先端は、計測部の大きな穴と、上に小さなレーザー照射の穴です。
レーザーポインターと同じですね。
いろいろ計測のテストをすると、どうも上の方にずれているようでした。
まぁ予想通りですが、無いよりはあった方がいいですね。
但し、まるむしのようにどの程度ずれているか知っておかないと計測間違いしてしまいますね。
概ね満足のいくものでしたが、参考までに
こちらの方が頭の部分がひと回り小さいです。
知り合いが購入して機嫌よく使っています。
同じものにしようかと思ったのですが、計測できる最高温度の違いで
こちらにしたと言う訳です。
最高温度に問題がなければ上の黄色い方がいいかもですね。
コンパクトだし、電池に単4電池が使われているので入手し易いかと思います。
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