周りでパソコンが急に遅くなって使えなくなったから何とかしてちょ。
という何とも漠然としたお願い事が多発している。
共通する点は、みんな比較的低スペックなPCでWindowsXp を使用しているということだ。
そして皆特に何をした訳でもなくある日から遅くなったと言うのだ。
とりあえず稼動プロセスの状況を調べてみると….
svchost.exeのCPU資源を独占していることがわかった。
svchost.exeて何だ? これはWindowsシステムのバグパッチなどを自動で行なっているWindowsUpdateに係るものらしい。
一応怪しげなプログラムでは無いので一安心だね。
ネットで原因を調べてみるとこちらにそれらしき情報が上がっていました。
Japan WSUS Support Team Blog
こちらの記事に従って下記のパッチプログラムを手動で実行したところ不具合は改善しました。
ってことでこの記事を書いているのですが、作業時点では明確な原因は特定されていなかったのですが、
先ほど見てみると原因が特定できたようで、本日付で最新情報が追記されていました。
(詳細は、サイトに行って直接ご覧ください^^)
ともかくまるむしが行なった対応をここに残しておきます。
まず現象が起きやすいのは、シングルコアのCPUを使った非力なPCで、OSはWindowsXpとWindowsServer2003ってことです。
下記のサイトに行って「KB2888505」という更新プログラムをダウンロードします。
※サイトに行く際は、ブラウザにInternetExplorerを使用しないと失敗します)
MicrosoftUpdateカタログ
検索結果が表示されたら、OSで並べ替えて、使用しているPCには入っているInternetExplorerのバージョンに合ったものを見つけましょう。
見つけたら「追加」を押してバスケットにいれます。
ダウンロードが完了したら、ダブルクリックして実行します。
以上で終了です。
念のため正常になったか確認してみます。
CPU使用率は、ほぼ0ですね。成功です。
ってさらっと書きましたが、現象が発生しているPCで上記の作業をすることは(異常な遅さで)ほぼ不可能に思えます。^^;
ってことでまるむしの取った方法ですが、
・タスクマネージャを起動(画面右下の時計の上で右クリックメニューから、もしくは「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キー同時押し
・「CPU」の列名部分をクリックして並べ替え
・ほぼCPU独占状態のsvchost.exeの上で右クリックし、「プロセスの終了」を選択。
svchost.exeを停止させてしまう訳ですね。
これでとりあえず動作が軽くなるので、先ほどの作業が行なえます。
なお、断っておきますが、このやり方はまったくオススメできません。 その後の動きも保証は出来ません。
実際これをすると画面が乱れたりします。その他にも何らかの弊害があるかもしれません。
気長に待てば作業が完了するならその方が良いのかもしれませんが、
まるむしは気が短いのと、不測の事態が起きても何とかできるのでこの方法を取りました。
とりあえず成功したようなのでお知らせしておきます。^^
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