ラベルプリンター CP-210 を ロール紙プリンタに改造 

分解・修理・メンテナンス

ラベルプリンター CP-210 を ロール紙プリンタに改造
ってほどでもなく、転用と言ったほういいかも。
CP-210というのは、ブラザーのシールプリンタだ。
シールがロールになっており、PCの画面に表示された好きな範囲をドラッグして、
シールに印刷するというものだ。
一見何に使うんだ?と思うかもしれないが、システム手帳などが重要なアイテムだった時代の代物なのだ。
ラベルプリンター CP-210ラベルプリンター CP-210
これをジャンクショップで見つけたので買ってみた。値段は1コイン。
ラベルプリンター CP-210
熱転写でカラー印刷と感熱タイプのモノクロ印刷が使えるようなのだが、
セットされていたのはカラー用のシール紙で、熱転写用のカラーリボンカートリッジが欠品のようだ。
ということでカラー印刷はアウトでした。
そしてモノクロ印刷用のシールも欠品でした。^^;
しかし感熱タイプのモノクロ印刷が使えると言うことなので、センサーを騙せば使えるんじゃない?
ラベルプリンター CP-210
本体側を見ると右側奥と手前にセンサーらしき突起が2個ずつ並んでいます。
奥がシールの種類を判定するセンサーですね。
手前はカラーリボンカートリッジのセンサーでしょう。
ラベルプリンター CP-210
カラー用シール紙のカートリッジを見ると、ちょうどその位置に切り欠きありますね。
ということは反対側を切り欠くか、両方とも塞ぐことによってモノクロカートリッジとして認識してくれそうです。
(両方切り欠くパターンは無しです。カートリッジ無しの判定になる事は容易に推測できます)
そしてカートリッジが2種類しかないことから考えると、多分反対側を切り欠けばOKそうですね。
ラベルプリンター CP-210
シールを張ってセンサーを騙してテスト。
成功です。^^
ってことで、ちょっと面倒ですが現在の切り欠きを塞いで、横に新たな切り欠きを作ってモノクロ化に成功です。
本体側のセンサーを弄る方が簡単ですが、利用可能なセンサーを潰すのは趣味ではないので、カートリッジ側を改造しました。
印刷テスト。
ラベルプリンター CP-210
印字は精細で想像より綺麗でした。
また使ってみると画面を切り取ってコピーというのがお手軽で思ったより便利です。
ちょっと遊んでまたお蔵入りにしてしまうかもと思っていましたが、
デスクサイドに置かれることになりました。大出世ですね。^^
ちなみにまるむしはレジ用の感熱ロール紙を大量に持っているのでそちらを使っていますが、
レジ用の感熱ロール紙は意外と高いし、普通は手に入らないのでFAX用のものをカットするのが良いですね。
幅広のロール紙はあまり手持ちに無いので良い作り方を考えて今度作ってみます。

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