Nexus7は快調に動いているのだが、補助記憶にmicroSDカードなどは使用できない仕様になっている。
普段は内蔵の16Gで不満はないのだが、動画再生もストレス無くこなせるだけに、
USBメモリなどに保存した動画を再生して視聴したい気分だ。
ってことでmicroUSBオス-USBメスのホストケーブルを作ってみた。
※Nexus7(スマートフォンなど)は、USB接続した場合クライアント(親子で言うと子供)として接続されるのだが、USBメモリなどを接続しようとした場合、ホスト(親)になる必要がある。
親になるのはさほど難しいことではなく、通常使用するケーブルとちょっと結線が違うケーブルを使うのだ。
そのためのケーブル(結線)をホストケーブルと言うらしい。^^
ちなみにこのホストケーブルは、通常電気屋さんなどには置いていません。(多分)
ネットではそれなりに手に入りますが1000円前後するようです。
なーんて、言っている間にどんどん安いものが出回っていますね^^
まぁ手っ取り早くこんなのを注文するのが賢いのでしょうが、
欲しくなったらすぐに欲しいまるむしなので、手元にある材料で作ってみました。(送料も掛かるしね)
以前購入して充電に使っていた100均のケーブルです。
下の黒いのは最初に買った充電用のもので現在は使用していません。
もしかすると端子はあるかもしれないので確認してみます。(簡単に分解できます)
残念ながらこれには電源用の端子しかありませんでした。(元通り組み立てておきました)
しょうがないので上の白い方のデータ通信用のケーブルを使用することにします。
こちらはカッターで解体するしかありません。
もう元には戻れませんね。^^;
中はホットボンドのような樹脂でコーティングされていたので取り除きます。
トーチであぶって柔らかくすれば綺麗に取り除けました。
結線の様子です。
USBメスとベースにする部分には、これを使用します。
これも以前購入していたもので、差し込みの角度を変えるアダプタです。
ポートの隙間が狭いときに便利ですが今回は犠牲になってもらいます。
接着部分にカッターを当てて無理やり開きます。
赤と黒しかないので結線がわからないですね。
調べてみるとこのような対応でした。
端子番号、端子種類、本来使用すべき線の色
を書いています。
調べ終わったので、このオスのコネクタは不要なので取り除き、
代わりに先ほど解体して取り出したmicroUSBオスを取り付けます。
番号はコネクタ番号ではなく、先ほど紙に書いていた番号に対応しています。
4と4’はジャンパー結線していますね。
ここがポイントで端子の種類としては、GNDとID端子なのですが、ここを結線することにより
ホストとして機能することになるそうです。
これでひとまず完成です。
外部メモリ読み取り用のアプリを入れてテストしてみたところバッチリでした。
ちなみにアプリはNexusMediaImporterを使用しました。(有料です)
読み取り専用となりますが評判も良いので買ってみました。
ほかにも無料のものもありますが、ROOT化する必要があります。
ROOT化しているなら無料のもので十分でしょう。(書き込みも出来るようになるしね)
完成はしたものの配線むき出しというわけにもいかないので、
解体したカバーに収めてパテで固めました。
ゆっくり成形しながら固めたかったので模型用パテを使ってみました。(タミヤのパテ)
色はまだ塗っていないのでグレーのままです…
使っているところはこんな感じですかね。
直方向には踏ん張ってくれるので片手で抜き差しできるし、
使用中は程よく垂れ下がってくれるので、折ってしまう心配もほとんど無くとても使いやすいです。
満足の仕上がりですね。^^
コメント