先日分解した100円ショップのシガーソケット用USB電源ですが、
データシートを見ると簡単に出力電圧が変更できそうなので改造してみました。2360D JRC データシート
ちなみにUSB規格では供給電圧は5Vです。
基盤を眺めると…どうやらこの2つの抵抗が出力電圧を決めているようですね。
抵抗値を読み取ってちょっと計算してみましょう。
計算式は、(R3+R2)/R2*1.25V=出力電圧 です。
(4.1KΩ+1.0KΩ)/1.0KΩ*1.25V=5.13V
おぉどうやら正解のようですね。
ところで本当に5Vなんでしょうか?
おぉぉ100円のくせに、いいとこついてますね!
さて本題の改造にはいりましょう。
1.0KΩ(R2)は外しにくそうだし、ちょうど1なので残しておけば算数の苦手なまるむしでも計算が出来ますから
R3を変更することにします。
OO6P乾電池の置き換えようの電源が欲しいので、
今回は、9V出力に改造します。
(+1.0KΩ)/1.0KΩ*1.25V=9V ってことなので
式を変形すると
= (9/1.25)-1
= 6.2KΩ
ちょうど良いものが無いので、2.2と4.7を直列にして、6.9kΩとしてR3と置き換えてみましょう。
っで
出力電圧計測すると…
8.96V!
いい値じゃないですか!ばっちりですね^^
USBのコネクタは不要と言うか、間違えて突っ込んでも行けないので取っ払いました。
右上の不細工に並んだ抵抗2本が改造箇所です。
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