先日奪還したIBM バックリングスプリングキーボード 5576-A01(79F0167)の接触不良を修理してみる。
ちなみにこのキーボードの裏に79F0167と書かれているのでこれが型番だと思っていたのだが、
5576-A01というのが型番らしい。(どこにも書いてないけどね)
まぁまるむしにとってはどうでもいいことなのだが、万が一ネットで調べたりする際にはとても重要になるのでメモを兼ねて書いておきました。
早速分解です。裏のネジを全て取りますがこれだけでは開きません。
ボディーは固くて丈夫な材質で、ツメではまっています。
ネジなど必要ないぐらいかっちり止まっているので、ヘラかマイナスドライバーのようなものを差込みこじながら外します。
するとパキンと言う音とともに外れます。
とりあえず全体はこんな感じです。
一個外してみましょう。
キーは独立ではめ込み式。ツメで止まっているのでマイナスドライバーでつめの根元を軽く押しながら抜き取ります。
キー中心は円筒になっており細長いスプリングが入っています。
キーを押すとスプリングのがくの字に曲がり絶妙の角度で底面のプレートを押し下げます。
底面のプレートは片側が半固定で可動式です。ちょうど扉を開閉するような動きですね。
(言葉で伝えるのは難しい、でも写真撮り忘れた^^;)
このスプリングが絶妙なタイミングでくの字に曲がってくれないのが原因のキーが2箇所あり、
何とか調整して復活が1個、どうしても調整できないので右のaltキー(使わないキー)からスプリングを抜き取り交換して復活。
テンキーの0 は押しても入力できないので端子の問題のようです。
ツメで押しても入力できないので間違いありません。
どんどんばらしていきます。
フィルムをめくってみますがくっついていました。
端子がはがれるといけないので慎重に…
端子の中央付近に小さいな突起物が…
異物のようなので削り取ります。新たな接触不良の原因にならなければ良いが…
すこし端子がはがれてしまいました。^^;
いたるところ錆びのようなシミがあります。
接触不良の原因はこれのようですが、なんだろう?................
ぉぉぉぉおお!?遠い記憶が蘇ってきました。
このキーボードを購入したころ缶コーヒーこぼしていました。^^;;;;;;;;;
いままでこぼしたこと無いのによりによってこのキーボードに!
かなりショックでしたが気を取り直し、キーを外して拭きました。
黒いシートが防水の働きをしたのか、キーは正常だし、無理に分解して買ったばかりのキーボードを壊してしまうのがいやだったのでそのまま使っていました。
分解は壊れてからでも遅くないかってね。
そうして記憶はどんどん薄れて….数年後のある日接触不良。^^;
すぐにオーバーホールすればよかった...
問題の0キーですが突起が無くなりバッチリです。
シミは見なかったことにして^^; 組戻して完成!!
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