フィットネスバイクとは、室内用の自転車こぎマシーンのことだ。
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プログラム式というのは、マイコン制御で負荷の強弱がコントロールされて変化に富んだトレーニングができるタイプのこと。
自動負荷調整で坂道モードなど色々なパターンがあったりして、飽きが来ないのがいいところだがしっかりしたつくりの物はかなり高価なタイプになる。
←←←これぐらい出せばしっかりした作りかな?
ところがこれが激安で手に入ったりする訳だが、当然のことながら中国製。
そして当然のようにしばらく使うと壊れてしまう。
これは推測だが故障の大半は電気回路部分ではないだろうか?
この手のマシンの場合、制御系がやられると使い物にならない。
修理を頼まれた今回のフィットネスマシンの場合は、電源が入らなくなり、通電しない状態ではペダルがスカスカでトレーニングにならないという状態だ。
大きいので捨てるのも大変だから、なんとか負荷だけでも掛けられないだろうかとの依頼だ。
制御系の故障もチェックしたが、単なる接触不良や断線などではないようだ。
まるむしの手に負えそうもない。
ってことで修理の方向としては依頼どおり何とか負荷を掛けてみようということになった。
早速分解な訳だが、どこから分解するんだ?
カバーには大きなネジ穴があり楽勝かと思ったが、ペダルが邪魔して外せない。
うーん^^; どこだぁ?
残念ながら全体像やコントロールパネルの写真は撮り忘れてしまっが、
同じような境遇の人も多いだろうから、分解と修理のポイントを紹介しておきます。
結局ペダルを外さないとカバーは絶対に取れないという結論に。
ペダルの外し方はここ。
くるくる回るペダルの付け根の部分をレンチで回します。
物によっては薄めのレンチでないと隙間に入らないかもしれません。
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ペダルを外した様子です。
こんな感じに外せます。
カバーをスライドさせながら引き抜きました。
やっと中身が丸見えに。
前の丸い部分にワイヤーが伸びているのが見えます。
ワイヤーはペダル回転軸の上のユニットにつながっており、ここにはコントロールパネルからの配線が来ていますね。
どうやらモーターへの通電と極性を制御してブレーキワイヤーを開け閉めする仕組みのようですね。
改造の糸口が見えました。
ユニットを調べます。
左側にはギアを回転させているらしきモータが見えます。
調べてみるとDCモータで低出力な安物のようです。
試しに乾電池をつなげてみると3V程度で十分まわすことができました。
裏側です。
ちょうどワイヤーを巻き取っている回転軸にあたる部分(というか回転軸)は、可変抵抗(ボリュームです)が使われていました。
ブレーキの掛かり具合をこのボリュームの抵抗値の変化で読み取って制御していたようです。(一応マイコン制御なのでセンサーですね)
今回の改造では関係ないので無視します。
ということで、先ほどのモーターに乾電池と極性を反転(+-、-+)させて通電できるトグルスイッチやプッシュスイッチのようなものを取り付ければOKですね。
できれば3極でスイッチを倒している間だけ通電して、手を離すとoffになるスイッチがいいんだけど。。。
まるむしの場合、そんな気の効いたスイッチはジャンク箱に入っていなかったので、壊れた子供のおもちゃの車についていた、前進と後退のスイッチがついたリモコン(ワイヤー式ね)を取り付けて完成させました。
見た目は悪いがまぁいいでしょう。^^
すぐ壊れて使い物にならないものよりこんなものの方がいいのかもね。場所とらないし。
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これは負荷は手動式。
メーターは単なるカウンターなので壊れても本体の動作には影響なし。
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