Dynabook TX/66G が持ち込まれた。
Windowsが再起動を繰り返し、挙句にブルーバックなったりと動作が不安定らしい。
ソフト的に修復してみるがダメだった。症状を観察するとハーディディスクにダメージを受けている可能性が大きい。
ディスクの検査をすると検査ソフトがハングアップしてしまう始末だ。
これはもう交換しかない。
不安定な状態で何とかMydocument系のファイルをUSBメモリに吸い出す。
念のためハードディスク単体で再検査を行おうと、ハードディスクを取り出し作業中に固定ネジが本体奥に入り込んでしまった。^^;
何でこんなところに穴が開いてるんだ!
しょうがないので本体を持ち上げ不って取り出そうとするがなかなか出てこない。
そのうち転がる音がしなくなってしまった。^^;;;;;;
どこかに挟まったようだ。
はぁ…分解だな….
Dynabookは既に分解したことがあるので興味はない。面倒な作業だがしょうがない。
キーボード上のカバーを外す。
キーボードを固定しているネジを取るとキーボードを外すことができる。
裏に取り掛かります。
主だった部品を外し、ネジを取ります。
B6です。
F3もあります。
F4はDVDドライブを固定しているネジですね。
ネジを取ると引き抜くことができます。
フィルムはいせんのコネクタ類は、固定具をピンセットなどで引き出すことによりリリースされます。
引き起こすタイプもあるので、よーく観察してから作業しましょう。
これは表側からの様子(キーボードの下ですね)
これは裏側から。
ここまで分解してようやくネジを発見。
ここですよ。ここ。黒い小さなネジ。
普通の人でもディスクの交換ぐらいはできるでしょうが、ネジを落ち込ませるとこんなことになってしまいます。
もう少しそのへんを考えてくれても良いような気がしますね。
ネジを回収したので組み戻して終了ですが、せっかく分解したので放熱ファン周りを掃除しておきます。
ノートPCの場合スリットが狭いので、掃除していないと完全に目詰まりしてしまいます。
そうなると外側から掃除機で吸ってもとても取れるものではありません。
外側からスプレー式のブロワーで内部に向けて吹きつけてようやくこんな感じで埃が出てきます。
これをピンセットで綺麗に取り除いて作業完了です。
分解しないでブロワーで吹くと、こんな埃がファンに絡み付いてファンが回らなくなってしまうので気をつけてくださいね。
普段から定期的にやるならこんな酷い塊はできないので大丈夫です。細かな埃ならファンの回転により外に追い出されるでしょうからね。
分解はできないが、掃除はしたいというなら細長いピンのようなものかピンセットなどで放熱スリットの隙間から見える大きな埃を外に引きずり出してください。^^
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