古いデジカメでマクロ撮影ができる! 100均ルーペでデジカメ用マクロレンズを作ってみる。
っていうかもう散々ブログの中で使われている接写はこれで撮影してます^^
今回使うマクロ用レンズはこれです。
100円ショップに売られている接眼タイプのルーペ。
使うのは6倍と10倍。 更に高倍率のものも購入しましたが倍率が高すぎて焦点距離などの問題から使いづらいのでボツにしました。
この倍率がオススメです。
デジカメはこちらオリンパスのFE-150です。
水没して死亡していたものを譲り受けたので修理してみたところ復活したのですが、
写りがイマイチなのでブログ用のおもちゃになっているデジカメです。
標準のマクロモードでは20cm程度まで寄るのが限界です。
結構細かなものを撮影する機会が多いので是非ともマクロが欲しいところです。
さてどう付けるかですが...
こうつけると何となくカメラのレンズっぽくていいのですが、カメラのレンズは電源がきれるとひっこんでしまうのでダメですね。
透明の部分をカットすれば大丈夫ですが...
今回は外見にこだわらずということで、順当にこちら向きの方向で検討開始^^
色々考えた結果、マグネット式で簡単に脱着できるようにします。
デジカメ側の細工をします。
使うのは加工が簡単なマグネットシート。
レンズの重みがあるのでちょっと強力めのものが要ります。
これは100円ショップのものではありません。手元にたまたまあったものです。
デジカメのレンズの型を取って切り抜きます。
磁力アップ用に外周は大き目が良いかもしれませんね。
内周はレンズに被ってしまうのできっちり型どおりに。
綺麗に切り抜いたつもりでしたが、結構ガタガタな切断面になってしまいました。^^;;
接着は両面テープです。
※両面テープで貼ると、剥がした時にプリントされている文字がはがれてしまう可能性があるので覚悟してからやりましょうね。^^;
マクロレンズ側の細工をします。
つかうのはこれ、ボルト用の大きな平ワッシャです。
幅広の平ワッシャーはなかなか見つけられないかも知れませんが、ばら売りしているような大きなホームセンターなら手に入ります。
ミリ規格やインチ規格の物があるのでその中から一番フィットするものを探します。
カメラに載せるとこんな感じです。
もう少し内周が欲しいところですが、あまり幅が狭くなると磁力が働かずに簡単に取れてしまうかもしれませんね。
これをマクロレンズ側に接着します。
今回は両面テープで接着しました。
接着力が弱ければ接着剤をお使うつもりでしたがまったく問題なしでした。
電源OFFの状態です。
電源ONの状態です。
動作になんら影響を与えていないので使い勝手はとても良いです。
マクロレンズなしの接写はこれが限界。
マクロレンズを付けるとここまで寄れます。^^Good!!
カメラのズーム機能も有効なので更に寄る事も可能。
このカメラでの撮影のポイントは、マクロモードではなく、通常のモードか、近距離用のモードでマクロレンズをつけることです。
マクロモードではピントがうまく合いません。
通常モードでマクロレンズが使えるのはむしろ好都合で、さっと付けてマクロモード、さっと外して通常撮影。
ととても使い勝手が良いです。それに通常モードだとズームが使えるので更に高倍率になっちゃいます。
もうひとつのポイントは、ケラレ(四隅にでる影とゆがみ)が出るので軽くズームして撮ると綺麗に撮れます。
後は、マクロレンズの透明の部分は不要なので切り落とした方がいいですね。
明かりの位置によっては撮影時に影が写りこみますし、軽量化できますからね。
まるむしは面倒なのでそのまま使ってますが...^^
とにかくすごーく重宝してます。
調子にのって次回は低倍率マクロレンズを作ります。^^
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